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上田2G1A&守田2Gの森保J、酷暑バーレーンで5発圧勝!! 他の強豪苦しむW杯最終予選で12得点0失点連勝スタート

ゲキサカ / 2024年9月11日 2時53分

FW上田綺世がPKで先制ゴール

[9.10 W杯最終予選 日本 5-0 バーレーン リファ]

 日本代表は10日、バーレーン・ナショナル・スタジアムで行われた北中米ワールドカップアジア最終予選第2戦でバーレーン代表と対戦し、5-0で圧勝した。エースFW上田綺世が2ゴール1アシスト、MF守田英正がA代表で初となる2ゴールの大活躍。2試合合計12得点0失点の圧倒的な破壊力で最終予選2連勝を果たした。

 日本は5日の中国戦に7-0で勝利し、C組唯一の連勝をかけて臨む中東のアウェーゲーム。午後7時のキックオフでも気温35度に達する酷暑の中、中国戦から先発メンバー変更は1人にとどめ、MF久保建英に代わってMF鎌田大地が先発した。

 システムは6月シリーズから始めた3-4-2-1で、GKは鈴木彩艶。3バックは左からDF町田浩樹、DF谷口彰悟、DF板倉滉が並んだ。ダブルボランチはMF遠藤航とMF守田英正で、ウイングバックは左にMF三笘薫、右にMF堂安律の攻撃的起用。シャドーは左にMF鎌田大地、右にMF南野拓実が入り、1トップはFW上田綺世が務めた。[スタメン&布陣]

 暑さにも配慮したゲームプランの中、先に決定機を迎えたのは日本だった。前半9分、最終ラインで相手を引きつけながらボールを回し、町田のパスを受けた三笘がゴール前にクロスを送ると、飛び込んだのは右サイドの大外から走った堂安。右膝でのボレーで合わせたが、惜しくも左ポストを叩いた。

 するとここからはバーレーンが攻勢をスタートする。前半11分、右サイドからのロングスローでエリア内を攻め込まれると、頭でのパス交換からMFコマイル・アルアスワドに狙われ、鈴木がなんとかパンチング。さらに同13分、MFモハメド・マルフーンのドリブルに遠藤がかわされ、カットインシュートは守田がブロックしたが、立て続けにピンチを迎えた。

 苦しい時間が続いた日本は前半16分、谷口と遠藤の連係で相手のプレスをかわし、右への展開から堂安がスルーパスを送ると、これに抜け出した南野が右足シュート。だが、これはGKの正面に飛ぶ。同25分には右の高い位置を取った板倉から三笘にクロスを狙うが、DFビンセント・アニ・エマニュエルにクリアされた。

 それでも飲水タイムを挟んだ前半34分、日本が均衡を破った。右で持ち上がった遠藤がスルーパスを送ると、エリア内右に鎌田が走り込み、低いクロスボールでDFアブドゥラ・アルハラシのハンドを誘発。幸運な形でPKを獲得した。キッカーは上田。相手サポーターからレーザーポインターを当てられながらも左に蹴り込み、先制点を奪った。

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