12発連勝発進も緩めない堂安律「サウジもオーストラリアもボコれるみたいな甘い考えは捨てたほうがいい」
ゲキサカ / 2024年9月11日 5時49分
[9.10 W杯アジア最終予選 日本 5-0 バーレーン リファ]
2試合連続で右ウイングバックで先発した日本代表MF堂安律(フライブルク)はハーフタイムでベンチに下がった。前半9分、MF三笘薫が左サイドから右足で上げたクロスに逆サイドから走り込んだが、滑り込みながら合わせたシュートは左ポストを直撃。「いいボールが来たので、決めないといけない状況だった」と悔しがった。
5日の中国戦(○7-0)では堂安のクロスから三笘がヘディングシュートを決めており、ウイングバックからウイングバックへのクロスというのはチームとしても狙いの形。惜しくも得点とはならなかったが、中国戦から継続した“攻撃的3バック”はこの日も大量5ゴールを生み出した。
「選手の特長が出しやすいシステム。役割がハッキリする」とメリットを挙げる堂安だが、2試合で12得点の攻撃力以上に2試合連続無失点の守備面に目を向ける。「何より無失点、ゼロで抑えているという意味では、全員が守備意識は高いし、これだけいい選手が守備の重要性を理解しているというのは世界基準になってきていると思う」と指摘する。
相手のロングキックに対し、ウイングバックの堂安が競り合う場面も多いが、「試合が終わってから(板倉)滉くんとも話したけど、攻撃的な3バックをやるうえであそこで勝っていかないといけないし、自分の課題でもある」と受け止め、「攻撃の選手だからしなくていいのではなく、やらないといけない」と力を込めた。
2連勝でC組首位に立つ中、ライバルであるサウジアラビアは1勝1分の2位に付け、オーストラリアは1分1敗と出遅れた。次の10月シリーズではそのサウジアラビアとアウェー、オーストラリアとホームで対戦する。
「マインドセットのところで、このままサウジアラビアもオーストラリアもボコれるんじゃないかみたいな甘い考えは捨てたほうがいいし、それでアジアカップも痛い思いをしている」。そう引き締める背番号10は「もう一回、地に足を付けて、1-0でもいいし、最悪この得失点差を考えたら0-0でもいいという考えはチームみんなが持っていると思う」とチームの思いを代弁した。
(取材・文 西山紘平)
●北中米W杯アジア最終予選特集
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
例年になく守備の強度が高い高校選手権/六川亨の日本サッカーの歩み
超ワールドサッカー / 2025年1月6日 16時0分
-
【プレミア注目プレビュー】首位快走リバプールと下位低迷ユナイテッドによる新年最初の名門対決
超ワールドサッカー / 2025年1月5日 17時45分
-
26年W杯出場濃厚「サッカー日本代表」次の課題 1年の準備期間にどこまで選手強化進められるか
東洋経済オンライン / 2024年12月29日 8時0分
-
ディバラがドッピエッタのローマが圧勝! 鈴木彩艶フル出場のパルマは今季最多5失点で3連敗…【セリエA】
超ワールドサッカー / 2024年12月22日 22時20分
-
フライブルクが敵地でレバークーゼンに5失点大敗…スタメン出場の堂安律は後半途中に交代
ゲキサカ / 2024年12月22日 8時5分
ランキング
-
1大谷翔平が「韓国語であいさつしてくださって…」ドジャース加入キム・ヘソン「応援の言葉をもらった」
スポニチアネックス / 2025年1月15日 8時50分
-
237歳急逝の元MLB左腕、死因は“薬物中毒”か 衝撃の報告書「口に白い物質」「吸引器具」
Full-Count / 2025年1月15日 10時14分
-
3「太田と若林がケンカしてます!」 箱根駅伝の11日前、青学大の食堂で2人が譲れなかった男性の存在【前編】
THE ANSWER / 2025年1月15日 6時43分
-
4大谷翔平は「原動力になったかわからない」 MVPに“物言い”…157億円男に米賛否
Full-Count / 2025年1月14日 10時26分
-
5大谷翔平&山本由伸…佐々木朗希にもフラれたヤンキース「日本人離れ」の深刻理由
東スポWEB / 2025年1月15日 12時28分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください