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8月に横浜FCとプロ契約締結の高校2年生。U-17日本代表FW前田勘太朗がこだわりのゴールと“基準”で違いを示す

ゲキサカ / 2024年9月11日 21時19分

高校2年生で横浜FCとプロ契約を締結。U-17日本代表の注目ストライカー、FW前田勘太朗

 8月に高校2年生で横浜FCとプロ契約を締結。注目ストライカーが、誰よりもゴールにこだわって決めること、それ以外の“基準”でも他との差を示すことを宣言した。「第26回国際ユースサッカーin新潟」(9月12日~16日)に参戦するU-17日本代表は11日、U-17ペルー代表との初戦へ向けて前日練習を実施。4対4+3フリーマンやGKを含めた5対5のほか、攻守のセットプレーを入念に確認してトレーニングを終えた。

 FW前田勘太朗(横浜FCユース)は昨年、U-16世代からU-17日本代表に“個人昇格”して前回の「国際ユースサッカーin新潟」に出場。2年連続で挑む戦いへ向け、「今大会は得点プラス、周りの動き。ハードワークや献身的にやるところだったり、当たり前の“基準”のところで周りとの違いを見せることをテーマにしていて、もちろん得点もそうなんですけど、あまり表には出ないけど裏で戦ってるっていうのも、両立しながらやれるような大会にしていきたい」と力を込めた。
FW前田勘太朗はシュート以外の部分でも奮闘
 8月29日に横浜FCのトップチームとのプロ契約締結が発表された。「ユースにいた時よりは、周りとより差を見せるっていう意識はより強いかなっていう風に思います」と明かす。昨冬、「JFA×アディダス ジャパン 個人留学支援プログラム」でバイエルン(ドイツ)へ短期留学し、現在はJリーガーたちとトレーニングする毎日。日常の“基準”を変えてきた。

 その前田はFWとして、特にゴール前で怖さを出すこと、違いを出すことを目指してきた。プレミアリーグEAST首位という立場で臨んだ7月の日本クラブユース選手権(U-18)大会は、3試合で2得点も予選グループ敗退。以前から「シュートの怖さだったり、少しずらして打って決めてしまうことはずっと言われ続けている」というが、チームを勝たせられなかった悔しさから「ボールが来なくても『最終的には点取るよね』っていう選手になるしかない。今は落ちないで前でずっと我慢してやっている。ボールが来た時に怖さを発揮するっていうところは自分で意識してやっている」と誓いを新たにしている。
前日の居残りシュート練習では質の高いシュートを続けて見せた
 U-17日本代表のトレーニングや居残りのシュート練習でも一際意識高く打ち続けて、決める力を発揮している。「もちろんFWだからみんなには負けてないですし、シュートは。シュートのところで自分が1個決めるか決めないかの勝負どころっていうのは、チームの勝利に関わっていると思うんで、多分誰よりもこだわってるからこそ、こういう練習からの技術とかには出てるかなっていう風に思います」。上の世代の代表チームへの“個人昇格”や横浜FCで出場チャンスを掴むため、結果でインパクトを残すという野心を抱いている。

「(現在、個人昇格できていないのは、)自分の今までの結果が物語ってるかなっていう風に思っています。そこは受け入れて、あとはここに呼ばれた時に何ができるかっていうところで、やっぱり得点っていう形で、上の代表のカテゴリーの監督にその結果を見せつけるっていう意味の大会かなっていう風に思いますし、そこはもっともっと上を目指しています。(また、)横浜FCの活動から抜けて遅れを取るんじゃなくて、逆にこの代表活動で結果を出して、どんどんチームにアピールして、周りの評価を超えていくっていうのはやっぱり重要だと思います」。ゴールと“基準”で違いを示す3試合に。U-17日本代表を「第26回国際ユースサッカーin新潟」全勝優勝へ導き、アピールする。 
城和憲監督は「全然おとなしい。自分たちで明日の試合のために(本気で)作っていくこと」と檄U-17日本代表の選手、スタッフが集合写真を撮影
(取材・文 吉田太郎)

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