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明治大に帰ってきた守護神上林豪、大切にするいつものグローブとともに

ゲキサカ / 2024年9月11日 23時10分

 大切にしているグローブ、腕もとに『J.H.KIM』と刺繡の入ったグローブをつけて、いつも試合に臨んでいる。C大阪ユース時代に当時トップに在籍したGKから大量に提供を受けたもののひとつで、その中でGKキム・ジンヒョンから貰ったものを必ず試合で使うようにしているのだという。

 通常、GKが試合で使うグローブは、3、4か月で交換となる。キャッチング技術で多少の誤差はあるが、ボールとの摩擦の連続でパーム(表面)が削れて劣化する。それ以外にも洗浄など管理が難しく、プロ選手の中には毎試合新しいグローブを使う選手もいる。

 キム・ジンヒョンから貰ったのは8双ほどだったというが、それでも4年間、試合だけとはいえ使い続けることは簡単なことではない。「いろんな選手から何十双といただきました。でも試合の時はジンさんのと決めている。憧れでもあり、自分が越していかないといけない存在でもある中で、意識してという感じです」。試合で苦しいときはいつも手元をみて、自らを奮い立たせてきた。

 出遅れた分は必ず取り戻す。総理大臣杯は8強で敗退となった明治大だが、関東大学リーグ1部の戦いは、1試合未消化ながら首位と勝ち点1差の2位と好位置につけている。「まずはインカレの出場権。とにかく目の前の一戦一戦に集中することが大事だと思います」。頼れる大黒柱の復帰は、2年ぶりのリーグタイトル奪還に向けたチームの勢いを加速させてくれるはずだ。

(取材・文 児玉幸洋)
●第48回総理大臣杯全日本大学トーナメント特集

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