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山田新が後半AT10分弾! 川崎Fが3戦ぶり勝利! 最下位・鳥栖は2度追いつくが無念の4連敗

ゲキサカ / 2024年9月13日 23時9分

FW山田新が決勝ゴール

[9.13 J1第30節 川崎F 3-2 鳥栖 U等々力]

 J1リーグは13日に第30節を行った。川崎フロンターレとサガン鳥栖の対戦は、川崎Fが3-2で勝利。後半アディショナルタイム1分過ぎのPKをMF清武弘嗣に決められたが、後半アディショナルタイム10分過ぎにFW山田新が勝ち越しゴールを決めた。

 直近のルヴァンカップでは準決勝進出を決めた川崎Fだが、リーグ戦では2連敗で14位。8日のルヴァン杯第2戦で結果を残したFW遠野大弥がリーグ戦では7試合ぶりの先発入りし、同じくルヴァン杯2試合でフル稼働したDFセサル・アイダルも今夏加入からリーグ戦初先発となった。鳥栖から今夏移籍してきたMF河原創が古巣との対戦。日本代表から帰還したDF高井幸大はベンチ入りした。

 前節の結果で北海道コンサドーレ札幌と順位が入れ替わり、最下位に転落した鳥栖。川井健太前監督の退任から木谷公亮監督が指揮を執るが、それでも就任4試合で3敗1分と勝利はない。前節・湘南ベルマーレ戦(●1-2)から先発3人を変更。今夏に加わったMF久保藤次郎とMF西矢健人、拓殖大から1年前倒しでプロ入りしたMF日野翔太がスタメンに名を連ねた。[両スタメン&布陣]

 序盤から川崎Fがチャンスを作る。前半7分、遠野が左サイドからカットインをして右足シュートも、GK朴一圭にセーブされる。同9分にはDF佐々木旭の浮き球ロングパスをPA内のFWエリソンが落とす。フリーになったMF脇坂泰斗が左足でシュートを打つが、惜しくもゴール枠外に外れていった。

 川崎Fは前半11分に攻撃が実を結ぶ。MF大島僚太からパスを受けたDF橘田健人がボールを落ち着かせながら右足シュート。詰めてきたDF原田亘に当たり、ドライブ回転がかかったボールはそのままゴールに突き刺さる。橘田のリーグ3点目で均衡が崩れた。

 先制点を奪われた鳥栖はその後、徐々に攻勢を強める。敵陣まで入り込む場面が増えるが、決め切れない。前半29分には日野が右サイドからクロスを上げ、FW富樫敬真がヘディングシュートで合わせるが、ゴール枠外に逸れていった。

 前半33分、川崎Fは右サイドからDFファン・ウェルメスケルケン・際が右足でクロス。ファーサイドのエリソンがGK朴と競り合いながらボールを折り返すと、ゴール前に詰めた脇坂が頭で押し込み、ゴールネットを揺らした。だが、エリソンからの折り返し時点で脇坂がオフサイドを取られ、得点は認められなかった。

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