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久保建英にR・マドリーが徹底警戒、何度もこじ開け好機演出も…不調ソシエダはPK2発被弾で敗れる

ゲキサカ / 2024年9月15日 5時57分

MFルカ・モドリッチのタックルを受けるMF久保建英

[9.14 ラ・リーガ第5節 ソシエダ 0-2 R・マドリー]

 ラ・リーガは14日、第5節を各地で行い、MF久保建英所属のソシエダがレアル・マドリーと対戦した。ソシエダは右ウイングで先発した久保を起点に前半から次々とチャンスが生まれ、チーム全体で3度も枠を叩いたが、ゴールは決まらず。すると後半にPKから2失点を喫し、0-2で敗れた。

 ホームのソシエダはここまで1勝1分2敗と苦しむ中でのビッグマッチ。久保は右ウイングで3試合連続の先発を果たした他、新加入のMFルカ・スチッチとDFナイフ・アゲルドが初先発した。対するR・マドリーは2勝2分と取りこぼしも続く中、MFブラヒム・ディアス、MFルカ・モドリッチ、MFアルダ・ギュレルが先発起用された。

 試合は前半開始直後、さっそく久保がドリブルで仕掛け、FWビニシウス・ジュニオールに倒されてファウルを誘発。これをMFセルヒオ・ゴメスが直接狙い、GKティボー・クルトワのセーブでCKを得ると、MFルカ・スチッチのシュートにつなげ、ソシエダが先に決定期を迎えた。

 さらに前半5分、久保が鋭い仕掛けから横パスを通し、FWウマル・サディクのトラップミスでシュートには至らなかったが、またもチャンスを演出。対するR・マドリーは同7分、MFルカ・モドリッチの縦パスをMFブラヒム・ディアスがつなぎ、FWキリアン・ムバッペがエリア右からシュートを狙ったが、GKアレックス・レミロに阻まれる。

 徐々に主導権を握ったR・マドリーは前半18分、B・ディアスがカットインからスルーパスを送り、これに反応したムバッペが鋭い切り返しから左足シュートを放つも、これもレミロに止められる。そうして迎えた同24分、B・ディアスが右の内転筋を負傷。早くもFWロドリゴ・ゴエスが投入された。

 ソシエダは前半25分、またも久保のパスからチャンスメイクし、スチッチが左足で強烈なミドルシュート。入っていれば久保にアシストがつくところだったが、惜しくも左ポストに弾かれる。一方のR・マドリーは同29分、MFルカ・モドリッチのFKにDFアントニオ・リュディガーが頭で合わせたが、レミロのスーパーセーブに遭った。

 すると前半30分、ソシエダは久保がロドリゴの突破を懸命に阻むと、そこからカウンターをスタート。フィールドプレーヤー2対1の数的優位に持ち込んだ。だが、サディクのスルーパスが遅れ、FWシェラルド・ベッカーがまさかのオフサイド。拙いミスで先制の絶好機を逃した。

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