[NBチャンピオンシップU-16] 2016年創部の上越が初出場初優勝!飛躍期す新潟の新鋭は、「ここが始まり」
ゲキサカ / 2024年9月17日 9時17分
だが、上越は後半14分、斎藤のロングスローで押し返すと、前線の古川巧が粘ってボールキープ。そして、ターンから前を向いて出したスルーパスに関根が走り込む。飛び出してきたGKをかわそうとしたところでわずかに接触し、PKの判定。このPKを山崎が右足で決め、1-1となった。
後半14分、上越は交代出場のFW関根暖太がPKを獲得MF山崎生直が右足で決めて同点
殊勲の関根は元々10分ほどの出場予定だったため、ここで交代。上越はFW金森晴也を送り出し、関根はチーム総出のハイタッチで迎えられていた。この後、飯塚はFW権藤昊とMF大原藍稀を同時投入。また、左SB高野真音、FW三日市凱、FW杉本凛琥、MF三日市証を相次いで投入したが、勢いづいた上越から次の1点を奪うことができない。
上越は相手のパワフルな攻撃を左SB黒須らが弾き返す。激しい競り合いが続いたが、高さを発揮し続けた牧野と小澤、斎藤、黒須の4バック、中盤、前線の選手も全く怯まない。2点目を許さず、試合最終盤にはCB木下祐玖と準決勝のPK戦のヒーロー、GK竹花凛空をピッチへ送り出した。
上越は左SB黒須蒼平らDFラインの選手たちもよくバトルしていた
試合は1-1のまま3人制のPK戦へ突入。ともに1人目の上越・山崎、飯塚・今泉が成功。2人目、先攻・上越のシュートを飯塚GK小田がストップする。だが、飯塚は2人目のシュートが枠左へ。この後、上越は斎藤と小澤、飯塚も石井と大原が決め合う。迎えた5人目、上越は金森が決めると、直後にGK竹花が相手のシュートをストップ。この瞬間、上越の初優勝が決まった。
PK戦2人目、飯塚GK小田詩文が左へ跳んでストップPK戦5人目、上越GK竹花凛空が止めて決着歓喜の上越イレブン交代出場のPKストッパーがヒーローに
上越は新潟県南西部の上越市に位置している。新潟県内出身選手や、「自分たちの代で絶対全国出てやるっていう気持ちで来た」(竹花)という県外からの加入組が日々切磋琢磨。決勝で奮闘した猪田や小熊ら地元の上越市出身選手も含めて、全国で戦えることを証明した。
今大会は、かつて水戸などでプレーした藤川祐司監督も全日程帯同。今年のチームについて、「力で圧倒して勝つっていうよりも、結構しぶとく勝つ気はしますね」と説明する。今回のメンバーのほとんどがトップチームのプリンスリーグ北信越2部やセカンドチームの新潟県1部リーグを経験。指揮官はその経験が「大きいです」という。
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