[NBチャンピオンシップU-16] 2016年創部の上越が初出場初優勝!飛躍期す新潟の新鋭は、「ここが始まり」
ゲキサカ / 2024年9月16日 19時27分
だが、上越は後半14分、斎藤のロングスローで押し返すと、前線の古川巧が粘ってボールキープ。そして、ターンから前を向いて出したスルーパスに関根が走り込む。飛び出してきたGKをかわそうとしたところでわずかに接触し、PKの判定。このPKを山崎が右足で決め、1-1となった。
後半14分、上越は交代出場のFW関根暖太がPKを獲得MF山崎生直が右足で決めて同点
殊勲の関根は元々10分ほどの出場予定だったため、ここで交代。上越はFW金森晴也を送り出し、関根はチーム総出のハイタッチで迎えられていた。この後、飯塚はFW権藤昊とMF大原藍稀を同時投入。また、左SB高野真音、FW三日市凱、FW杉本凛琥、MF三日市証を相次いで投入したが、勢いづいた上越から次の1点を奪うことができない。
上越は相手のパワフルな攻撃を左SB黒須らが弾き返す。激しい競り合いが続いたが、高さを発揮し続けた牧野と小澤、斎藤、黒須の4バック、中盤、前線の選手も全く怯まない。2点目を許さず、試合最終盤にはCB木下祐玖と準決勝のPK戦のヒーロー、GK竹花凛空をピッチへ送り出した。
上越は左SB黒須蒼平らDFラインの選手たちもよくバトルしていた
試合は1-1のまま3人制のPK戦へ突入。ともに1人目の上越・山崎、飯塚・今泉が成功。2人目、先攻・上越のシュートを飯塚GK小田がストップする。だが、飯塚は2人目のシュートが枠左へ。この後、上越は斎藤と小澤、飯塚も石井と大原が決め合う。迎えた5人目、上越は金森が決めると、直後にGK竹花が相手のシュートをストップ。この瞬間、上越の初優勝が決まった。
PK戦2人目、飯塚GK小田詩文が左へ跳んでストップPK戦5人目、上越GK竹花凛空が止めて決着歓喜の上越イレブン交代出場のPKストッパーがヒーローに
上越は新潟県南西部の上越市に位置している。新潟県内出身選手や、「自分たちの代で絶対全国出てやるっていう気持ちで来た」(竹花)という県外からの加入組が日々切磋琢磨。決勝で奮闘した猪田や小熊ら地元の上越市出身選手も含めて、全国で戦えることを証明した。
今大会は、かつて水戸などでプレーした藤川祐司監督も全日程帯同。今年のチームについて、「力で圧倒して勝つっていうよりも、結構しぶとく勝つ気はしますね」と説明する。今回のメンバーのほとんどがトップチームのプリンスリーグ北信越2部やセカンドチームの新潟県1部リーグを経験。指揮官はその経験が「大きいです」という。
この記事に関連するニュース
-
[NBチャンピオンシップU-16]上越が初の決勝進出!PK戦で交代出場GK竹花が止め、大成との熱戦を制す!
ゲキサカ / 2024年9月16日 13時24分
-
[NBチャンピオンシップU-16]FW玉置が決勝点!飯塚が東山ゴールをこじ開け、決勝進出!
ゲキサカ / 2024年9月16日 11時28分
-
[NBチャンピオンシップU-16]尚志がPK戦で横浜創英を下し、準々決勝進出!来年、再来年の飛躍のために“全国大会級のU-16大会”で自信を掴む
ゲキサカ / 2024年9月16日 10時39分
-
[NBチャンピオンシップU-16]目標は「優勝一択」。連覇狙う飯塚が強度、粘り強さ、走り切る力を発揮して4強入り
ゲキサカ / 2024年9月16日 7時9分
-
[MOM4830]飯塚FW石黒聡(1年)_DF前に潜り込み、PK獲得。初ゴールでNBC U-16準決勝へ導く
ゲキサカ / 2024年9月15日 23時57分
ランキング
-
1IOC会長選挙に初の日本人、国際体操連盟の渡辺守成会長…サマランチ・ジュニア氏も
読売新聞 / 2024年9月16日 21時18分
-
2久保建英 レアル・マドリード戦でのPKめぐる発言が波紋…地元メディア「リスペクトの欠如」
東スポWEB / 2024年9月16日 16時18分
-
3元巨人コーチが激やせ? 米国取材映像に視聴者騒然「やせた」「絞った」心配する声の一方で「イケおじ」
スポニチアネックス / 2024年9月16日 21時3分
-
4【広島】新井監督がDeNA・三浦監督に謝罪「申し訳ない」前夜に相手正捕手が死球骨折/一問一答
スポーツ報知 / 2024年9月16日 18時53分
-
5ジェイテクトが謝罪 公式オンラインショップ利用者の個人情報が流出の可能性「深くお詫び」
スポニチアネックス / 2024年9月16日 23時19分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください