1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

最終節はU-17新潟選抜と壮絶3-3ドロー。2勝1分のU-17日本代表が国際ユースサッカーin新潟制覇!

ゲキサカ / 2024年9月17日 8時1分

 そして勝負のポイントとなったのは後半の立ち上がり。日本は千田、前田が相次いで決定機を迎えるが、新潟GK松浦が見事なセーブ。「あれが大きかった」と古田監督も振り返るビッグプレー2発で、試合の流れは再び新潟へ。
GK松浦大翔(新潟U-18)は見事なセーブを連発
 後半9分、ゴール前から井本の狙ったFKはポストに当たって跳ね返り、これに抜け目なく詰めた渡邉が押し込み、試合はまたも振り出しに戻ることとなった。
後半9分、U-17新潟選抜はゴール前のこぼれ球をFW渡邉颯(帝京長岡高)が押し込んで再び同点新潟は素晴らしいメンタリティを見せた
 このままでは終われない日本は後半17分、交代出場のMF松本果成(流通経済大柏高)の右サイドからのクロスを受けた島が「絶対に点を取りたかった」という言葉どおりに体を張りながらの意地のゴールを決め、3-2と勝ち越しに成功する。
後半17分、U-17日本代表MF島佑成(愛媛U-18)が勝ち越しゴール
 ただ、古寺監督が「良いパーソナリティを持った選手が多い」と評する新潟選抜は、ここから一丸になっての反撃を開始。またしても心理面で受けに回ってしまっていた日本に対して攻勢を掛けると、後半42分だった。

 交代出場のMF稲場健人(新潟U-18)が「得意な位置」であるゴール左寄りの位置でボールを受けると、冷静に対面のDFをドリブルではがして、右足を一振。「結果を出したい」という思いを乗せたシュートは鋭い弾道でゴールネットを揺らし、同点ゴールとなった。
後半42分、U-17新潟選抜は交代出場MF稲場健人(新潟U-18)が劇的な同点ゴール。引き分けに持ち込んだ
 結局、試合はこのまま終了。2勝1分で首位となった日本が大会の優勝を決めた。

 城監督は「優勝したことは素晴らしい」と選手を称えつつも、チームの戦いとしても、個人のプレーでも課題が多く出た大会だったことを選手たちにフィードバック。3年後のU-20W杯、4年後のロス五輪を目指す選手たちにあらためて代表選手としての自覚を持って練習に励み、さらなるレベルアップを図るように促し、チーム解散となった。

(取材・文 川端暁彦)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください