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悲願のアジア制覇へ好発進、川崎Fがマルシーニョ弾を守り切りACLE白星スタート…敵地初戦で因縁の蔚山HDを撃破

ゲキサカ / 2024年9月18日 20時54分

決勝点を挙げたFWマルシーニョ ※写真は過去のもの

[9.18 ACLE第1節 蔚山HD 0-1 川崎F 蔚山]

 川崎フロンターレは18日、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)のリーグステージ初戦で蔚山HD(韓国)と対戦し、1-0で勝利。後半9分にFWマルシーニョが先制点を奪うと、残り時間は蔚山HDの攻撃をしのぎ切った。

 2024-25シーズンから大幅に大会方式が変わったACLE。悲願のアジア制覇を目指す川崎Fは、直近3大会連続で対戦している蔚山HDと再び相まみえた。4-2-3-1の布陣で、GKはチョン・ソンリョン、4バックは左からDF三浦颯太、DF佐々木旭、DF高井幸大、DFファン・ウェルメスケルケン・際。2ボランチはMF橘田健人とMF河原創。2列目はマルシーニョ、MF脇坂泰斗、MF瀬川祐輔。1トップはFW小林悠が入った。

 蔚山にボールを保持されながらも、川崎Fも決定機を作る。前半18分には三浦の左サイド突破からパスを受けた小林が、PA手前から右足ミドル。ゴール枠内を捉えたが、GKチョ・ヒョヌのセーブに遭った。同31分には河原から少し浮いたパスを受けると、脇坂がそのまま右足シュート。ドライブ回転のかかった弾道は再びGKチョ・ヒョヌにはじかれた。

 前半はスコアレスのまま折り返した。ハーフタイムで蔚山は3枚替え。ベンチスタートのMF江坂任が投入された。

 後半9分、川崎Fが均衡を破る。左サイドでマルシーニョがボールを収めると、内側を三浦が縦に駆け抜ける。相手選手が三浦に引き付けられた隙に、マルシーニョがカットイン。PAライン上から右足シュートを放ち、ゴール右隅に突き刺した。

 その後は追いつきたい蔚山の猛攻を浴びるが、川崎Fは高井、佐々木を中心に体を張った守備を見せる。後半26分には波状攻撃を食らうも、三浦が二度のブロックでピンチを切り抜けた。

 残り時間を守り切った川崎Fが1-0で白星スタート。10月1日の第2節ではホームで光州FC(韓国)と対戦する。
●ACLE2024-25特集

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