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“ロス世代”U-19日本代表主将は大宮DF市原吏音に決定! 森保J帯同&J3首位独走経験も糧にアジア予選へ「スキのない日本で3連勝」

ゲキサカ / 2024年9月25日 19時41分

DF市原吏音(大宮)が主将に就任

 2028年ロサンゼルス五輪の中心を担うことが期待される“05世代”の世界挑戦がいよいよ始まる。U-19日本代表は今月、キルギスで行われるAFC U-20アジア杯予選に参戦。勝ち抜けば来年のU-20W杯につながる大会で、まずはトルクメニスタン、ミャンマー、キルギス相手に3連勝での首位通過がミッションとなる。

 チームは20日の日本出発を控える中、19日に千葉県内で流通経済大とのトレーニングマッチを実施。J3の大宮で絶対的主力を務めるDF市原吏音は5-0で終えた前半45分間をキャプテンマーク姿でプレーしていた。終了後、船越優蔵監督は市原をチームキャプテンに任命したと明かした。

 U-15世代から世代別日本代表を経験してきた2005年生まれの市原は昨年、一つ年上の世代でモーリスレベロトーナメントも経験した世代屈指のCB。今年1月にはA代表のアジアカップにトレーニングパートナーとしての帯同を経験し、世界舞台を知るDF冨安健洋(アーセナル)、DF板倉滉(ボルシアMG)から深い薫陶を受けてきた。

 19歳にとって、A代表での経験は自覚をいっそう深める契機となった様子。この日、報道陣の取材に応じた市原は「アジア杯も帯同したし、この代では経験があるほうだと自分では思っている。呼ばれた時にキャプテンをやるつもりでいたし、じゃなくても引っ張っていかないといけない存在だと思う」とリーダーとしての覚悟を口にした。

 キャプテンとしての仕事は「キャプテンだからこれをやるというのはないけど、今までどおりプレーでも引っ張っていければ」と冷静に話すが、言葉の端々からはその取り組みがうかがえた。

 今回は06世代の以降の選手も7人がメンバー入りしている中、市原は「下の代の子が多く入っているので、自分が中心となってコミュニケーションを取りたい」と意欲。「久しぶりでもグループに馴染みやすいようにいろんなテーブルでご飯を食べたりしている」ともいい、「まだまだ3日目でチームになっていないし、移動もあってもう少し時間があるので、ピッチ外のところでもチーム一つになれれば」とチームビルディングにも配慮を見せていた。

 またアジア杯帯同を経験した身として、A代表の高い基準は伝えていくつもり。今回のメンバーには共にアジア杯期間を過ごしたGK中村圭佑(東京V)、DF本間ジャスティン(横浜FM)、MF大関友翔(福島)も選出。MF佐藤龍之介(FC東京)ら5選手もパリ五輪開幕前の現地トレーニングパートナーを務めており、カテゴリを超えた継承が期待できそうだ。
アジア杯ではMF久保建英、MF伊東純也ら豪華アタッカー陣と全体練習を共にした
「A代表は緊張感が全然違うなと思った。1試合にかける思いは自分らもあるけど、コミュニケーションの取り方はもっと学ばないといけない。自分を含めて、パリ五輪に行ったメンバーもいるので、上のカテゴリの代表を経験した選手が落とし込まないといけない責任がある。これをやると言うのは一概には言えないけど、選手だけでミーティングをしたり、準備のところや片付けのところなど伝えていくのが自分の役目だと思う」

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