1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

[国スポ少年男子]守備から入り、徐々に勢いづいてPK戦勝利。賢く戦った大分県が岐阜県を下し、2回戦進出

ゲキサカ / 2024年9月21日 19時20分

PK戦の末、大分県が2回戦進出

[9.21 国スポ少年男子1回戦 大分県 0-0(PK8-7)岐阜県 北部グラウンドB]

 21日、「SAGA2024第78回国民スポーツ大会」サッカー競技少年男子の部が開幕した。鳥栖市の鳥栖スタジアム北部グラウンドBで開催された大分県対岐阜県戦は0-0(PK8-7)で大分が勝った。大分は22日の2回戦で山形県と戦う。

 大分の先発はGK平野稜太(大分U-18、2年)、ゲーム主将の右SB有村凌史郎(大分上野丘高、2年)、CB佐藤隼人(大分U-18、1年)、CB矢野晃也(大分高、1年)、左SB新井周人(大分U-18、1年)、アンカーがMF吉良匠生(大分高、1年)、インサイドのポジションに矢野圭悟(カティオーラFC U-15、中3)と武田司(鶴崎工高、1年)、右SH熊本陸斗(大分U-18、1年)、左SH川崎太洋(大分鶴崎高、1年)、最前線に184cmFW江藤碧伊(大分U-18、1年)が入った。

 一方、岐阜の先発はGK藤橋慶次朗(岐阜U-18、1年)、右SB安藤稜晟(大垣日大高、1年)、CB谷野龍虎(美濃加茂高、1年)、CB金澤源都(岐阜U-18、1年)、左SB山川太智(岐阜工高、1年)、中盤は今鷹叶(帝京大可児高、1年)と松岡希來(JACK CLOVER FC、中3)のダブルボランチで右SH社本碧斗(帝京大可児高、1年)、左SH塩見咲哉(帝京大可児高、2年)、トップ下がゲーム主将の青木嘉宏(帝京大可児高、2年)、1トップを長谷川結星(美濃加茂高、1年)が務めた。

 前半は岐阜が主導権を握る展開に。左足で攻撃を組み立てるCB金澤の配球などからボールを前進させると、攻撃力に秀でた青木やキープ力の高い塩見、社本らが係わる形でシュートへ持ち込む。11分、青木のスルーパスで長谷川が右中間を抜け出して右足シュート。だが、大分GK平野が距離を詰めてストップする。

 この日、そのGK平野が幾度も岐阜の前に立ちはだかった。13分、22分と岐阜MF青木がシュートまで持ち込んだが、いずれも好反応でストップ。大分は押し込まれる時間帯が増えていたものの、GK平野の好守に加え、CB矢野のカバーリングや吉良のタックルなどで凌いで無失点を継続する。

 吉良は所属チームではFWを務めているが、この国スポ選抜チームではアンカー。「やっぱり彼の活力とエネルギーとか、あのポジションでゲームにインパクトのあるプレーができる」と金子康二監督(ヴェルスパ大分U18宇佐)が説明したように、守備範囲広く動いて要所で相手の攻撃を食い止めていた。そして、奪ったボールを繋ぎ、サイド攻撃へ持ち込んだが、強風の影響もあったか、なかなか精度が上がらない。
大分県の中盤で効いていたMF吉良匠生(大分高、1年)
 29分、岐阜は山川をMF中島崇仁(岐阜U-18、1年)と入れ替え、塩見を左SBへ下げた。後半、風上に立った岐阜が再びプッシュ。4分に青木の右足FKが枠を捉え、8分にも押し込んでから今鷹の放った右足シュートがゴールを襲う。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください