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[国スポ少年男子]最後まで諦めない守りと鮮やかな崩し。新潟県が強豪・兵庫県を上回り、初戦突破

ゲキサカ / 2024年9月22日 7時38分

後半23分、新潟県はFW鈴木快空(新潟明訓高、2年)が右足シュートを決め、3-0に

[9.21 国スポ少年男子1回戦 新潟県 3-2 兵庫県 北部グラウンドB]

新潟が会心の戦いで初戦突破! 21日、「SAGA2024第78回国民スポーツ大会」サッカー競技少年男子の部1回戦が行われ、新潟県が兵庫県に3-2で勝利。新潟は22日の2回戦で福岡県と戦う。

 新潟は青木宗監督(敬和学園高)が「躍動してくれましたね。(兵庫は力があり、)こんなゲームになると思ってなかったんで、ちょっと驚いてはいるんですけど」と称える内容と結果。新潟が注目守護神、松浦大翔(新潟U-18、1年)を中心とした堅守と、決め切る力で難敵・兵庫を上回り、初戦突破を果たした。

 新潟の先発はGKが主将の松浦、右SB吉田龍悟(帝京長岡高、1年)、CB佐藤啄郎(日本文理高、2年)、CB鈴木勝大(新潟明訓高、1年)、左SB車田晃多(日本文理高、2年)、中盤の中央に高橋颯汰(日本文理高、2年)と田中珀馬(帝京長岡高、1年)が入り、右SH和食陽向(帝京長岡高、1年)、左SH井本修都(新潟U-18、2年)、そして鈴木快空(新潟明訓高、2年) と小林椋人(新潟U-18、1年)が2トップを組んだ。

 一方の兵庫はGK胡云皓(神戸U-18、1年)、右SB畑尾咲登(三田学園高、2年)、主将のCB西村水岐(神戸U-18、1年)、CB高嶋蒼和(神戸U-18、2年)、左SB天野滉大(大阪桐蔭高、1年)、ボランチが坂口佑樹(神戸U-18、1年)と高田茶太郎(神戸弘陵高、2年)、右SH土井口立(神戸U-18、1年)、左SH北山大成(神戸弘陵高、1年)、そして前線で上野颯太(神戸U-18、1年)と川端彪英(神戸U-18、1年)がコンビを組んだ。

 優勝歴を持つ兵庫は、ともに前線で相手の脅威となっていた川端、上野、土井口を中心に中央、サイドから多彩な攻撃。抜群のキープ力を持つ川端や上野の迫力、アイディアのある動きに土井口の縦突破を交えた崩しでゴール前のシーンを作り出した。だが、新潟は松浦が「センターバック2人が最後まで身体運んで、最後まで諦めずに足出してくれてたんで、それで止めやすくなったっていう部分もあるんで、そこは感謝しています」と語ったように、佐藤、鈴木の両CBをはじめ、吉田、車田ら各選手が最後まで身体を寄せて食らいつく。そして、打たれたシュートも松浦が止め切っていた。

 新潟の青木監督は昨年の優勝チーム、茨城県の戦いから「(茨城は攻撃陣が充実していた一方、)後ろも上手いというよりも強くて戦える選手っていう印象を持ったので。やっぱり後ろはそこがないと勝負にならない」と実感。チームにその点を強く求め、DF陣を中心に、守備対応の光る高橋や田中がタフに戦った。そして、チームが絶対的な信頼を置くGK松浦が声とプレーでチームを後押し。我慢の時間も多かった前半、無失点で試合を進めた。

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