[国スポ少年男子]広島県が8年ぶりVへ王手!一体感を持ってひたむきに戦い続け、堅守、スーパーFK弾で福岡県を上回る
ゲキサカ / 2024年9月25日 7時18分
[9.24 国スポ少年男子準決勝 広島県 2-0 福岡県 駅スタ]
広島が2度目の全国制覇へ王手――。24日、「SAGA2024第78回国民スポーツ大会」サッカー競技少年男子の部準決勝が鳥栖市の駅前不動産スタジアム(鳥栖スタジアム)で行われ、広島県と福岡県が激突。広島がMF河上颯希(広島ユース、1年)とFW信重亮二朗(広島ユース、1年)のゴールによって2-0で勝った。広島は2019年大会以来となる決勝進出。決勝で2016年大会以来2度目の日本一をかけて開催県の佐賀県と戦う。
ともに優勝歴を持つ福岡と広島との4強決戦。紙一重の戦いを広島が制した。広島は強豪・広島ユースの1、2年生中心に瀬戸内高の4選手を加えたメンバー構成。今大会は初戦で得点王候補のFW菊山璃皇(広島ユース、1年)が負傷離脱し、U-16日本代表の司令塔・MF野口蓮斗(広島ユース、1年)が先発を務める広島ユースのプレミアリーグWEST延期の影響で準々決勝まで国スポに出場できなかった。
アクシデントが続いたが、乗り越えての決勝進出。遠藤真仁監督(広島ユース)は「(広島ユースの選手たちは)普段は(いずれもU-19日本代表でトップ昇格組の)井上愛簾とか木吹翔太、(中島)洋太朗とかと一緒に練習をしているので。本当に3年生と練習しててやられっぱなしでちょっと自信をなくしている部分もある。(瀬戸内の1年生も所属チームで同じような状況にあるが、)そういう中で自分たちの学年で良くも悪くもこうやって一体感を持って、主体的に自信持ってやれているのが、ピッチで凄く一生懸命表現できている。それを、もう1試合できるっていうのが嬉しいです」と喜んだ。
前回大会4位の広島は今大会、2回戦から登場し、高知県、埼玉県を下して準決勝進出。この日の先発はGKが山田真叶(広島ユース、1年)で、DFが井上礼治(瀬戸内高、1年)、森井莉人(広島ユース、1年)、小柳柊(広島ユース、1年)の3バック。今大会初出場となる野口と太田大翔(広島ユース、1年)のダブルボランチ、右WBが主将の梅田大翔(広島ユース、2年)で、左WBが原湊士(広島ユース、1年)、2シャドーに岡朔太郎(瀬戸内高、1年)と河上が入り、1トップに得点ランキング首位タイ3得点の信重という陣容でスタートした。
一方、福岡は1回戦から出場して長野県、新潟県、そしてV候補の東京都を下して2015年大会以来の4強入り。準決勝の先発はGKが野上陸翔(北九州U-18、1年)、DFは右から斉藤大生(東海大福岡高、2年)、藤川虎三(福岡U-18、1年)、主将の落合春翔(北九州U-18、1年)、本多巧來(福岡大若葉高、1年)の4バック。中盤は坂本馳空(飯塚高、1年)がアンカー、2列目に右から能武麟太朗(東海大福岡高、1年)、鬼塚桂汰(東福岡高、1年)、辻本悠太朗(東海大福岡高、1年)、武本匠平(福岡U-18、1年)が並び、1トップをFW鶴元銀乃介(飯塚高、2年)が務めた。
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