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15歳がプレミアのピッチで痛感した1つのミスの意味。FC東京U-18MF北原槙が見据えるのは明確な結果とたどり着くべき目的地

ゲキサカ / 2024年9月26日 20時41分


 今シーズンのプレミアリーグでは、中学3年生の活躍が目立っている。柏レイソルU-18では長南開史が、鹿島アントラーズユースでは高木瑛人が既にゴールを記録。大宮アルディージャU18でも熊田佳斗、ヴィッセル神戸U-18でも里見汰福が出場時間を伸ばしてきた。

 とりわけ目の前で活躍を見せ付けられた長南の存在は、北原も意識せざるを得ないという。「先週の試合では(長南)開史と直接対決をした中で、目の前で点を決められて、凄く悔しい形で試合が終わったので、自分も点を決めないと代表も見えてこないと思っていますし、まず自チームの活動でも点を決めることを意識していきたいと思います」。

 何度も口を衝く「ゴールへの欲求」。まだプレミアリーグではゴールを奪えていないが、ここまで結果を求めているのには、確たる理由がある。まっすぐに前を見据えながら発した、15歳の目標と決意が力強く響く。

「まず一番近い目標としては、プレミアリーグで点を獲って、チームの勝利に貢献することです。自分はこの冬のトップチームのキャンプに行きたいと思っていて、そのためにはプレミアの舞台でどう結果を残すかが大事だと思っていますし、3年生のみんなから凄く優しくしてもらって、居心地の良い環境を作ってもらっている中で、あと3か月で3年生に自分の結果や勝利という形で恩返ししたいと思っています」。

 この世界で生き抜いていこうとするならば、たどり着きたいと願う目的地なんて、遠ければ遠いほどやりがいがあるに決まっている。秘めているその大きなポテンシャルに、疑いを挟み込む余地はない。ブレない自分の軸を持ったFC東京U-18の中学3年生。北原槙は理解ある周囲への恩返しを誓いつつ、自らの未来を切り拓くために、次の試合も、また次の試合も、チームと自身の結果を求め続ける。



(取材・文 土屋雅史)
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