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元日本代表MF水野晃樹が現役引退へ「これからもオシムチルドレンとして、このサッカー界に関わり続けたい」

ゲキサカ / 2024年9月29日 12時5分

あの最高の光景を忘れることは出来ないし
あの光景をまた見たいと常に思っていました。

タイトルはたくさん取らせていただいたけど
どれも満足するような活躍は出来ませんでした。ただただ周りの方々に恵まれたと思います。でも21年間は長いようだけど今となってはあっという間に感じます。

サッカーが本当に大好きで負けず嫌いな子供。

『サッカー小僧』

水野晃樹という選手をよく知ってる人はこの言葉がよく似合うと思ってくれてると思います。

39歳になった今でもサッカーが大好きで試合に出れなければ悔しくて仕方ない。

プロ1年目の時はよく泣いていて『泣き虫小僧』とも言われていました。

でもそのくらい毎日が勝負で毎試合が人生を左右する仕事。

膝の手術5回
契約満了6回

紆余曲折
波乱万丈
忙しなく過ぎていった21年間、活躍出来たのは4.5年だけかな?
でも諦めず努力すれば必ず道は開ける!

21年間に後悔はないと言ったら嘘になるけど、本当に憧れていたものから憧れられる存在になれた事、そしてたくさんの人にサッカーの素晴らしさを伝えられていたら幸いです。

サポーターの方々にはたくさん期待を裏切ってしまって申し訳ない気持ちでいっぱいです。再起を信じてどこに行っても応援してくれるサポーターの方々には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。その恩返しはプレーでと何度も言っていたにも関わらずなかなか結果が出せない自分に苛立ちを何度も何度も覚えました。


決して裕福な家庭ではなかったけどサッカーを続けさせてくれた両親。ありがとうございました。
親父は野球やらせたかったみたいだけど(笑)でも、両親の厳しさ、いろんなものへチャレンジすること、努力することを学びました。プロ生活で少しは親孝行出来たかな?

そして1番迷惑をかけ続けた家族。わがままで気分屋で引越しばかりで大変だったと思う。けど、文句も言わず常についてきてくれて理解してくれた。転校で友達と離れ離れになってばかりで悲しい思いをさせてきた。その上、スパルタで口うるさいクソ親父で大変だと思う。

今、伝わらなくてもわからなくても大人になって、わかってもらえたら嬉しい。

プロ生活2年目から一緒にいる妻は本当に大変だったと思う。アスリートの栄養管理、家事育児と仕事がたくさん。そしてたくさんケンカしてたくさん泣かして困らせ続けた。それでも1番サッカーを応援してくれて数年前から考えていた引退も「続けたら?」「もっと見たい」と背中を押し続けてくれた。

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