[MOM4850]神戸U-18FW大西湊太(2年)_歓喜爆発のイエローカードはご愛嬌!悔しさをエネルギーに変えた今季初ゴールが6連勝を呼び込む決勝点に!
ゲキサカ / 2024年9月29日 21時29分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[9.28 プレミアリーグWEST第16節 神戸U-18 2-1 神村学園高 いぶきの森球技場 Cグラウンド]
それはもちろんいつだってスタメンで出たいけれど、自分には自分に与えられた役割がある。やるべきことを整理し、はやる気持ちを整えて、途中出場のピッチに足を踏み入れる。でも、もう決めていた。今日は必ずオレがヒーローになってやる!
「もちろんスタメンじゃないことに悔しい想いはありましたけど、途中で出るからには結果を残そうと思っていました。ゴールはもちろん嬉しいですけど、これからもっとそういう場面を作っていかないといけないなと思うので、ここで満足せず、もっともっと貪欲に狙っていきたいと思います」。
ジョーカー起用に応えた今季プレミア初ゴールは、チームに貴重な白星をもたらす決勝ゴール!ヴィッセル神戸U-18(兵庫)のアグレッシブなサイドアタッカー。FW大西湊太(2年=ヴィッセル神戸U-15出身)の溜めに溜めたエネルギーが、いぶきの森のピッチで爆発した。
準備はとっくにできていた。神村学園高(鹿児島)と激突したプレミアリーグWEST第16節。ホームゲームを戦う神戸U-18は、前半のうちにFW吉岡嵐(3年)のゴールで先制。1点をリードしたものの、後半は盛り返したアウェイチームが攻勢を強める中、15分を過ぎるとアップエリアの大西にベンチから声が掛かる。
「監督には『前節の反省点や課題点をしっかり整理して、その時間帯でするプレーに注意しながら、オマエの持ち味をピッチで出してくれ』と言われましたし、自分ではスプリントのところだったり、ドリブルで相手のバックラインを崩していくことを狙っていました」。
チームを率いる安部雄大監督は、今週のトレーニングで大西と個別に話をしていたという。「前節の時にちょっと『自分だけみんなに遅れたくない。点を獲りたい、獲りたい』というのが出てしまって、もちろん前線の選手なので、そういう気持ちは必要なことですし、大事なことなんですけど、そこはバランスですよね。今週は少し彼とも『自分が点を獲ること以外にも、貢献できることってあるよね』という話をしました」。
リードした状況での登場は前節と一緒。自分の結果は狙いつつも、まずはチームのためにできることを全力でこなす。やるべきことを整理し、はやる気持ちを整えて、途中出場のピッチに足を踏み入れる。
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