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ACLEでボランチコンビの個性際立たせた横浜FM新戦法…渡辺皓太「一つのオプションができた」山根陸「ゼロで抑えられたのが大きい」

ゲキサカ / 2024年10月3日 1時21分

 山根は「相手は球際とか局面の強さがあるので、自分たちが負けてしまうとひっくり返ってしまう。(布陣が)コンパクトだったのでそういうシーンが増えたのかなと思う」と自身の球際でのパフォーマンスを前向きに振り返りつつ、「ファウルでも良いから行くのは今の自分には大事。そこで距離を掴んで、寄せるスピード感とか距離の感覚をもっと覚えていきたい」と成長の糸口を感じ取っていた。

 また山根とコンビを組んでフル出場した渡辺も、この日の戦術に手応えを感じていたようだ。

「今までやってきたハイプレスだけじゃなく、ミドルブロックでチームとして狙いを定めて行くところと行かないところをうまく使い分けられた。最近の課題を少し修正できて、一つのオプションができた」

 今後への継続は「相手にもよるし、前線の選手の特徴にもよる」と留保したが、「今日に関してはああいったミドルブロックで差し込まれたところを狙ったり、前線の選手が守備のスイッチのメリハリをうまくやってくれたのでチームとしてうまくいった」と収穫を口にした。

 そんな渡辺は前半4分、果敢な攻撃参加からFWエウベルの折り返しに飛び込み、先制ゴールも記録。4-0というゴールラッシュの口火を切る大きな役割も果たしていた。

「あれが今日の守備だったからかはわからないけど、いいタイミングで関われて良かった」。そう振り返った背番号6は「今まではハイプレスをして、中途半端に行ってしまって蹴られて戻れず、セカンドボールを拾えずという繰り返しだったので、そういった消耗も少なかったし、より攻撃に出ていく力もあった」と手応えを述べ、「最近は攻撃が単調だったし、奪われた後の距離も遠く、2次攻撃、3次攻撃ができずというシーンが多かった。後ろのサポートだけじゃなく、もう一つ前に出て関わることで奪われた後の一つ目の守備も近い距離で行けるし、いい方向に行っていると思う」と前向きな展望を口にした。

 何より無失点勝利という結果が出たのが大きな価値だ。渡辺は「ゴールも大事だけどチームとしての勝利が大事だった」と自身のゴールには控えめな喜びを見せつつも、「今日に関しては結果が全てだったし、勝つしかなかった。結果が出てよかった」と勝利にホッとした様子。「内容も今後のプラスになる場面もあったので、これを次の試合、Jリーグでも続けられるように、今日で終わらないように、これから修正しながら勝ちを重ねていければ」と継続的なパフォーマンスを誓っていた。

(取材・文 竹内達也)
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