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[MOM4858]町田ユースMF真也加チュイ大夢(3年)_トップ昇格のレフティが鮮烈V弾!箱根駅伝を沸かせた「お父さんを超える」

ゲキサカ / 2024年10月9日 11時38分

 その目標を達成するためには、まだまだやるべきことがある。「(トップチームで)プレーしていて通用しないところが全然多いんで。自分の良さであるキックも、やっぱり土台がなかったらダメなんで、1つ1つできることっていうのは広げていかないと、上には通用しないんで」。武器である左足や体力面、また周囲とのコミュニケーションも、ポジショニングも、1対1のバトルも「まだまだ足りない」と意識してレベルアップすることを目指していく。

 その真也加は、サッカー人生で「やっぱり、『お父さんを超える』。サッカーのところで知名度的に超えたりっていうのは、自分の勝負のところ」という。ケニア出身の父・真也加ステファン(ステファン・マヤカ)さんは陸上競技の長距離種目などで活躍。山梨学院大時代には箱根駅伝で1年時から“エース区間”2区を4年間担当して2度の区間賞、2度の総合優勝と歴史に名を刻み、社会人でも活躍した名ランナーだ。母・玲世さんも、日本代表として世界選手権女子マラソン競技に出場して9位。「お母さんからは結構、メンタル的なところとか。自分は(らしさを出せなかったり、)ちょっと足りないところがあるので」助言されていたという。

 真也加はボールを蹴ることにより楽しさを感じてサッカーの道へ。父親の存在について、「そんなにプレッシャーってほどではないです。まだ自分は結果出していないんで、そんなプレッシャーに感じることはなかったです」と語るが、受け継がれている走力も活かしてサッカーの世界で「お父さんを超える」という思いは強い。そのためにも、「トップに上がることは決まったんで、まず結果を出せるように」。足元を見つめながら「挫けず、毎日チャレンジ」し、一つ一つ積み重ねてJリーグや国際試合で観衆を沸かせるような選手になる。
町田トップチーム昇格のMF真也加チュイ大夢が町田ユースの攻撃を牽引後半35分、MF真也加チュイ大夢のゴールで町田ユースが先制
(取材・文 吉田太郎)

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