森保Jが過去全敗の“鬼門”で難敵サウジ撃破!! 無失点でW杯最終予選3連勝
ゲキサカ / 2024年10月11日 5時2分
[10.10 W杯最終予選第3戦 日本 2-0 サウジアラビア ジッダ]
日本代表は10日、北中米W杯アジア最終予選第3戦でサウジアラビア代表と対戦し、2-0で勝利した。前半15分にMF鎌田大地(クリスタル・パレス)が値千金の先制ゴールを挙げると、その後は猛暑の中でしたたかに相手攻撃陣を封じつつ、後半36分には途中出場のFW小川航基が追加点を奪取。堂々の試合運びで過去3戦全敗だった敵地ジッダを攻略し、W杯最終予選を無失点で3連勝した。
9月シリーズをC組唯一の2連勝で終えた首位・日本の第3戦は、1勝1分の2位・サウジアラビアとの天王山。日本の歴史では過去3戦全敗の敵地ジッダに乗り込み、午後9時のキックオフでも気温30度を上回る高温多湿下での一戦に臨んだ。
日本は6月シリーズから続ける3-4-2-1の新布陣を継続し、9月のバーレーン戦(◯5-0)と同じ先発起用。GK鈴木彩艶がゴールを守り、3バックは左からDF町田浩樹、DF谷口彰悟、DF板倉滉。ダブルボランチは主将のMF遠藤航とMF守田英正が組む。攻撃的なウイングバックは左にMF三笘薫、右にMF堂安律で、シャドーは左にMF鎌田大地、右にMF南野拓実。1トップにFW上田綺世(フェイエノールト)が入った。[スタメン&布陣]
試合はキング・アブドゥラー・スポーツシティ・スタジアムに詰めかけた56,283人の大観衆に盛り立てられるサウジアラビアが序盤から勢いを持ち、サイドを主体に攻撃を展開。9月の3バックシステムではなく、4-3-3の布陣を敷いたことでウイングが活性化し、主将のFWサレム・アルダウサリが立て続けに日本の右サイドを突破していた。
それでも前半7分、日本も堂安が細かいパスワークから右サイドでカットインし、S・アルダウサリのファウルを受けてFKを獲得。サイドの攻防で意地を見せた。サウジアラビアも同9分、今度は右のDFサウド・アブドゥルハミドがワンツーから推進力を見せ、日本は左サイドを押し込まれる形となったが、S・アルダウサリのフィニッシュは鈴木が正面でセーブした。
そうして迎えた前半14分、日本が最初のビッグチャンスで先制に成功した。南野がうまく右のギャップでボールを引き出し、右に渡すと、堂安のファーサイドへのクロスにフリーの三笘が反応。左足ダイレクトで浮き球を折り返し、ペナルティエリア内に入っていた守田が頭で折り返すと、ゴール前に詰めていた鎌田がワンタッチで押し込んだ。
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