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前橋育英が4連勝中の青森山田を1-0撃破!「このままでは終われない」タイガー軍団はリーグ6位からさらに上、選手権で日本一へ

ゲキサカ / 2024年10月14日 16時29分

 前橋育英は39分にもオノノジュが左サイドへ抜け出し、ラストパスに柴野が走り込む。これを青森山田GK松田が再びビッグセーブ。2年生守護神の奮闘に後押しされた青森山田は伊藤、石川をDF矢部翼(3年)とMF藤田比呂(3年)へ入れ替えて反撃する。川口、谷川を中心にボールを動かし、クロス。またセットプレーからゴールを目指した。
青森山田MF川口遼己は攻撃の中心として奮闘
 だが、前橋育英は佐藤をDF金子朋樹(3年)へ代えて守りを固めると、オノノジュとFW四方田泰我(2年)も交代した。オノノジュが「結構、前期とかは点決めても最後の最後で同点に追いつかれたり、逆転されたりっていうところが多かったんですけど、後期に入ってフロンターレ戦だったり、0失点で抑えられる場面が多くなってきて、守備も良くなってきている」と信頼を口にしたように、成長したDF陣中心に無失点で試合終了。「ほんとにチーム全員の、総力戦で勝てた試合だったかなと思います」(石井)という1勝を挙げた。

 石井は「こういう肉弾戦で、山田の得意な形の試合で自分たちが勝ち切れたっていうのは、戦い方のパターンっていうか、自分たちも1つ身についてきてるなって思うんで、そこは自信に繋げられるし、選手権でもそういう戦いが出てくると思うんで、そこは胸張ってやっていきたいかなと思っています」と頷く。

 昨年の主力を多く残し、期待されたシーズンもリーグ前半戦は黒星が先行。インターハイ予選は県1部リーグ勢の共愛学園高に屈し、全国大会の連続出場が6でストップしている。それでも、苦しい時期を経てチームは成長。山田監督は「もうちょい、これから良くなってくると思います」と期待する。

 リーグ戦の残り5試合と選手権へ向けて石井は、「出た課題とかをチームでしっかり話し合って、本当に悔いのない1試合1試合を過ごしていきたいかなと思います」と語り、オノノジュは「インターハイでも負けているんで、このままじゃ終われないんで。全国出場決めて、残りのプレミアも全勝して、できるだけ上位に行けるように。それがまた選手権の全国にもいい結果に繋がると思ってるんで、そういういい調子でいけたらなって思ってます」と力を込めた。この日の白星でまた成長したタイガー軍団が、残りのリーグ戦と選手権も勝ち続ける。
前橋育英のMF石井陽主将(右)とMF柴野快仁が勝利を称え合う
(取材・文 吉田太郎)

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