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チームに満ち始めた圧倒的熱量で手繰り寄せたプレミア9連勝!神戸U-18は岡山U-18にウノゼロで競り勝って首位・大津との決戦に堂々と向かう!

ゲキサカ / 2024年10月20日 19時9分

 ファイナルスコアは1-0。「今日はなかなか獲れなかったですけど、セットプレーで途中から入った隼斗が点を決めてくれたのは、今のチームの強さというか、入ってきた選手もしっかりやってくれるというところが光った試合だと思います」(山田)。苦しい試合を勝ち切った神戸U-18が勝点3を獲得。7月から続いているリーグ戦の連勝を9まで伸ばしている。




 終盤の時間帯に印象的なシーンがあった。左サイドで相手がドリブルしているところへ、後半から交代でピッチへ登場していた森田が果敢なプレスバックを敢行し、力強いスライディングタックルでボールをタッチラインの外へ弾き出すと、ピッチサイドで戦況を見つめていた神戸U-18の選手たちはベンチから飛び出し、大声を上げて、森田のプレーを称賛したのだ。

「僕も森田には『こんなできるやん!』って本当に思いました。ああいうものを見せてくれて、『ああ、やっぱりそういう意識もあって、こういうプレーができるんだな』って」。その一連をこう振り返った安部監督は、今のチームに生まれてきている“熱量”をはっきりと感じているという。

「実は夏のクラブユースの時に、『そういうところってもっと必要なんじゃない?』という話をしたんです。『上手いだけ、淡々とやるだけじゃなくて、「誰がそこを走ってくれるの?」と。それに対して反応しようよ』という課題が出たんですけど、今はもう自然にいろいろなところで熱を発してやってくれている選手が、ベンチも含めているなと。そういった部分はチームとして成長しているんじゃないかなと思いますし、良い循環ができているんじゃないかなと思います」。

 来週26日には、後半戦最初の試合として開催予定だった第12節の延期分に当たる、大津とのアウェイゲームが控えている。前半戦は大きく差を付けられていた首位チームと、勝点差7で対峙する優勝争い直接対決のステージを、勝ち続けた彼らは自分たちの力で作り出したのだ。

 目の前に迫った重要な試合に向けて、選手たちからもポジティブな想いが口を衝く。「チーム的には絶対に勝点を落とせなくて、来週まで絶対繋げようとは考えていたんですけど、チーム全体も常に大津の試合を考えていたわけではなくて、とりあえず目の前の相手に勝って、勝点3を積み上げようとやってきた中で、そういう舞台を自分たちで作れたなと思っているので、あとはもうやるだけかなと思っています。自分的にはピリピリしている試合ができるのは楽しいです」(岩本)

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