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プレミアで磨いてきたクロスから2つのゴールを演出!大津MF舛井悠悟は抜群のスピードで目の前のハードルを1つずつ乗り越えていく!

ゲキサカ / 2024年10月22日 12時7分

大津高が誇る「右の翼」、MF舛井悠悟(3年=ブレイズ熊本出身)

[10.20 プレミアリーグWEST第19節 東福岡高 1-2 大津高 東福岡高校グラウンド]

 もちろんそのスピードは大きな武器に違いないが、それだけにフォーカスしていてはこのアタッカーの真価を見誤る。サイドを駆け上がりながら、中央の様子もしっかり窺い、最適な場所へボールを届ける。このプレミアリーグというステージで磨いてきたクロスの質にも、間違いなく自信を深めている。

「プレミアが始まった4月の頃に比べて、中の状況を見て的確にクロスを合わせるというところで、味方が走り込むところにしっかり蹴るということは、技術も上がったとは思うんですけど、より意識の方が高くなったことで、クロスが合うようになってきたのかなと思います」。

 プレミアリーグWESTの首位を走ってきた大津高(熊本)が誇る、11番を託された“右の翼”。MF舛井悠悟(3年=ブレイズ熊本出身)が思考と技術を融合させて演出した2つのゴールが、チームの4連勝達成を鮮やかに彩った。


 10月20日。プレミアWEST第19節。東福岡高(福岡)のホームに乗り込んだ大津のスタメンリストには、ここまで唯一欠場した第2節以外は、すべての試合で先発に指名されてきた舛井の名前も、当然のように書き込まれる。

「これまでの大津高校はプレミアリーグで首位になることがなかったと聞いているので、凄く良い経験ができているなと思いますし、確かに首位ではありますけど、相手のチャレンジを受けて立つというよりは、自分たちのサッカーに集中してやり続けたら、自然と結果は付いてくると思うので、試合前にしっかり自分たちのやることを確認して、みんなで気持ちを揃えて試合に臨んでいます」(舛井)

 まずは自分たちが築き上げてきたスタイルをしっかりと打ち出すこと。それはホームでも、アウェイでも、どこが相手でも変わることはない大事な核。首位に立っている大津の選手たちは、やるべきことを整理し、共有して、90分間を戦うピッチへと足を踏み入れていく。

 1点目は失敗から学んだ“教訓”が生きる。前半11分。センターバックのDF村上慶(2年)が高い位置までドリブルで運び、左サイドに展開したパスをDF大神優斗(3年)がクロスに変えると、軌道はファーまで流れたものの、ボールを収めた舛井は中央を見極めながら、右クロスを放り込む。

「これまでの試合で何本か真ん中に上げてキーパーに取られるシーンがあって、あの時はクロスを上げる時にニアが空いているのは見えたので、(兼松)将とか今日は先発だった山下虎太郎とかが入ってくると思って、出した感じでした」。

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