先制被弾で目覚めた“08ジャパン”、大量9発でU17アジア杯予選首位発進!! 谷大地が衝撃4発デビュー&浅田大翔もハット達成
ゲキサカ / 2024年10月24日 3時49分
その後は再びゲームが落ち着いたが、浅田と林のポジションを入れ替え、ポゼッションを改善させた日本は前半38分に追加点。野口の斜めのパスで攻撃にスイッチが入り、加藤の横パスで相手最終ラインを足止めすると浅田と谷との素早いパス交換で局面を打開し、最後は谷がGKとの1対1を制して右足でねじ込んだ。
さらに日本は前半43分、序盤から高い位置を取っていた長南が右サイドを切り裂くと、鋭いグラウンダークロスを谷がお洒落なヒールで仕上げて4-1。谷はこれでハットトリックとなった。さらに同アディショナルタイム2分、今度は左サイドを武本が駆け上がると、マイナスのクロスに浅田が合わせて5点目を沈め、大量リードでハーフタイムを迎えた。
後半はさらに日本が一方的な攻勢を見せ、立ち上がりに谷、加藤が立て続けに惜しいシュートを放つと、10分には谷の鋭いクロスボールから浅田が右ポスト直撃の豪快なボレーシュート。すると同15分、右サイドを長南が攻め上がると、クロスに反応した谷のシュートは一度GKに阻まれたが、跳ね返りをヒールでねじ込み、6-1とした。
日本は後半19分、加藤と谷に代わってMF福岡勇和(鹿島ユース)とFW葛西夢吹(湘南U-18)を投入。すると直後、野口からの縦パスを受けた浅田がペナルティエリア外から右足ミドルシュートをねじ込み、ハットトリックを達成するゴールで7-1とした。
さらに日本は後半27分、右サイドを突破した福岡のクロスを葛西が押し込んで8-1。ここから中1日の連戦が続く中、途中出場の選手も結果を出した。飲水タイム明けの同29分、武本に代わってDF山中優輝(横浜FMユース)を投入。同32分には浅田とのワンツーに抜け出した右SBの長南がエリア内から冷静に流し込み、9-1とした。
後半39分、日本は浅田に代わってFW川端彪英(神戸U-18)を投入し、これで3回の交代回数を全て使用。すると同43分、最初の失点と同様にまたも左サイドのプレッシングで奪い切れず、ゴール前への横断を許すと、FWビグヤン・ハドカに左足シュートをねじ込まれ、課題の残る2失点目を喫した。
それでも結果的には9-2の快勝。同組は他会場でカタールがモンゴルに2-0で勝利したものの、得失点差で大きく差をつけた日本が首位発進を果たした。日本は25日、第2戦でモンゴルと対戦する。
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