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久保建英、W杯ドイツ戦以来の左ウイング先発で奮闘!! ソシエダを今季EL初白星に導く

ゲキサカ / 2024年10月25日 3時46分

MF久保建英が左ウイングで先発

[10.24 ELリーグフェーズ第3節 マッカビ・テルアビブ 1-2 ソシエダ]

 UEFAヨーロッパリーグ(EL)は24日、リーグフェーズ第3節を各地で行い、MF久保建英所属のソシエダ(スペイン)はマッカビ・テルアビブ(イスラエル)に2-1で勝利した。久保は4-3-3の左ウイングにポジションを移し、今季のELで初の先発出場。随所にチャンスメイクを行いつつ、2本のシュートを放つ奮闘を見せ、今大会初白星に貢献した。

 ソシエダは1分1敗の未勝利で迎えたELリーグフェーズ第3戦。中立開催地のセルビア・ベオグラードに乗り込んだ。これまでの初戦ニース戦(△1-1)、第2戦アンデルレヒト戦(●1-2)では久保をベンチに回すターンオーバー布陣を採用し、5-3-2のオプションシステムで臨んでいたが、この日は久保を初めて先発起用。システムも4-3-3に戻した。

 また久保は左ウイングでの先発出場。久保がベンチに回ったラ・リーガ前節ジローナ戦(○1-0)では、FWミケル・オヤルサバルが右ウイング起用で高いパフォーマンスを見せていたことから、この起用がキープされる格好となった。久保はソシエダ加入以降、左サイドで先発起用されるのは2022年10月6日のELシェリフ戦(○2-0)以来2年ぶり2回目となった。

 久保にとっては左ウイングは日本代表を含めても2022年11月23日のカタールW杯初戦ドイツ戦(○2-1)以来という不慣れなポジションだったが、この日は相手とのクオリティー差を随所に発揮。まずは前半10分、左サイドの高い位置で相手のファウルを誘い、FKを獲得すると、同12分には守備のプレスバックでイエローカードを受けたが、同17分にはカットインからの右足インスイングクロスでチャンスメイクした。

 さらに前半18分には左サイドでパスを受け、相手の守備ラインのギャップをドリブルで突破すると、中央右寄りまでピッチを横断。右足アウトサイドで鋭いグラウンダーパスを右に通すと、そこからの連係でMFベニャト・トゥリエンテスがペナルティエリア内への走り込みを見せ、鋭いクロスで右CKにつなげた。

 するとそこからソシエダの先制ゴールが生まれた。MFブライス・メンデスの右CKがゴール前に送り込まれると、これに合わせたのはDFジョン・パチェコ。今夏のパリ五輪に出場し、一時は負傷離脱していたCBが高い打点のヘディングシュートでゴールマウスに叩き込んだ。

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