遠藤航先発の“王者”リバプールがカラバオ杯8強進出!! ブライトンは三笘薫投入で猛反撃も一歩及ばず
ゲキサカ / 2024年10月31日 6時25分
[10.30 カラバオ杯4回戦 ブライトン 2-3 リバプール]
カラバオカップは30日、4回戦を各地で行い、MF遠藤航所属で昨季王者のリバプールがMF三笘薫所属のブライトンに3-2で勝利した。リバプールは遠藤が約1か月ぶりの先発出場を果たし、国内カップ戦での連勝に貢献。一方のブライトンは0-2のビハインドから途中出場の三笘が大きく流れを変えたが、勝利には届かなかった。
カラバオ杯4回戦で実現した日本代表対決。プレミアリーグで絶対的な主力を担う三笘はベンチスタートとなり、反対にプレミアリーグで出番が限られている遠藤は9月25日のカラバオ杯3回戦ウエスト・ハム戦(○5-1)以来の先発出場となった。
試合は互いにターンオーバー布陣で臨んだ中、変則的な4-4-2のシステムを採用したリバプールが立ち上がりの主導権を獲得。2トップに中盤が本職のMFドミニク・ショボスライとMFカーティス・ジョーンズを並べ、ウイングは左にガクポ、右にFWルイス・ディアスを置いたことで、サイドを中心に攻撃を組み立てていた。
そうした中、遠藤はリーグ戦主力のMFライアン・フラーフェンベルフに比べて高い位置に顔を出すシーンも多く、前半7分には高い位置でのボール奪取からダイレクトでスルーパス。惜しくもガクポには通らなかったが、最初の決定機を演出した。また同8分にはFWフリオ・エンシソ、同9分にはFWシモン・アディングラと競り合い、果敢なデュエルでも存在感を放った。
一方のブライトンも前半13分、DFヤン・ポール・ファン・ヘッケの最終ライン裏への浮き球パスから決定機を創出。アディングラが抜け出し、横パスを受けたDFタリク・ランプティがゴール前まで攻め込んだが、GKビテスラフ・ヤロシュに阻まれた。直後にはリバプールがカウンターを仕掛けるも、ガクポのシュートは枠外。オープンな攻防はいずれも不発に終わった。
前半33分にはリバプールが美しい崩しからビッグチャンス。DFアンドリュー・ロバートソンの縦パスをディアスが落とし、C・ジョーンズ、ガクポ、ショボスライが絡んで左を崩すと、ロバートソンのクロスにショボスライが反応。だが、これはGKジェイソン・スティールに防がれると、跳ね返りに反応したディアスのヘッドも枠を外れた。
前半39分、リバプールは遠藤が中盤で縦に運び、縦パスでボールを前進させると、ショボスライ、ガクポとつないだパスにロバートソンが飛び込むも、左足シュートはまたもGKスティールがファインセーブ。そのまま前半はタイムアップを迎え、0-0で試合の均衡は保たれた。
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