名古屋がPK戦制してルヴァン杯2度目制覇! 新潟は小見の連続同点劇も…初タイトルならず
ゲキサカ / 2024年11月2日 19時7分
[11.2 ルヴァン杯決勝 名古屋 3-3(PK5-4) 新潟 国立]
ルヴァンカップは2日に決勝を行った。名古屋グランパスとアルビレックス新潟の対戦は3-3でPK戦の末に、名古屋が5-4で優勝決定。新潟は前半2失点から後半26分にFW谷口海斗が1点を返し、後半アディショナルタイムにはFW小見洋太が自ら得たPKを決めて2-2に追いつく。延長前半3分に再び失点したが、延長後半6分にまたしても小見が3点目で同点にした。3-3でPK戦に突入すると、名古屋が5-4で優勝を手にした。
3年ぶり2度目のルヴァン杯制覇が近づく名古屋は3-4-2-1の布陣を敷く。今季限りでの退団が決まっているGKランゲラックがゴールを守り、最終ラインは左からDF河面旺成、DF三國ケネディエブス、DF内田宅哉。2ボランチはMF椎橋慧也とMF稲垣祥。左WBはMF徳元悠平、右WBはMF野上結貴。2シャドーはFW和泉竜司とMF森島司で、1トップは永井が入った。
クラブ初のメジャータイトルに王手をかけた新潟は4-2-3-1の布陣。GKは阿部航斗、4バックは左からDF橋本健人、特別指定選手のDF稲村隼翔(東洋大)、DF舞行龍ジェームズ、DF藤原奏哉。2ボランチはMF宮本英治とMF秋山裕紀。2列目は左から谷口、FW長谷川元希、MF太田修介。1トップはFW小野裕二が起用された。[両スタメン&布陣]
新潟は名古屋のハイプレスをかいくぐり、最終ラインからボールをつなぐ。前半8分には右サイドから左へと運び、最後は谷口がPA左からシュート。しかしランゲラックの正面に収まった。12分には右サイドから藤原の折り返しを、PA手前の小野が右足ダイレクト。だが、これもランゲラックのセーブに遭った。
前半33分、新潟が名古屋のハイプレスに引っかかる。GK阿部のパスは自陣外の秋山のもとへ。名古屋は永井がすばやく反応。右足ダイレクトで跳ね返すようにシュートを放ち、ゴール左隅に先制点を沈めた。
名古屋は前半42分に追加点。中盤で和泉のパスを収めた椎橋がPA内に浮き球のパスを送る。最前線を走る稲垣が追いつきながら頭で触れると、PA内で和泉がトラップしてPA中央に折り返す。最後はまたしても永井が冷静にゴールを決め切り、2-0と点差を広げた。
名古屋がリードを保ったまま前半終了。後半開始から冷静にブロックを敷き、相手の攻勢を留めていく。新潟は後半12分に左サイドから橋本がクロス。ファーサイドの太田が落とし、藤原が詰めるが、右足シュートはゴール上に大きく外れていった。
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