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リバプールが首位再浮上!! 三笘先制起点のブライトンに鮮やか逆転劇、遠藤航は今季プレミア最長出場

ゲキサカ / 2024年11月3日 1時53分

MF三笘薫(写真右)は先制点の起点を担った

[11.2 プレミアリーグ第10節 リバプール 2-1 ブライトン]

 プレミアリーグは2日、第10節を各地で行い、MF遠藤航所属のリバプールがMF三笘薫所属のブライトンを2-1で破った。前半はアウェーのブライトンが三笘の突破を起点とした攻撃から先制したが、リバプールは後半の猛攻で逆転。今節は首位のマンチェスター・Cが敗れたため、リバプールは前々節以来の首位再浮上を果たした。三笘は後半42分までプレー。遠藤は今季のプレミアリーグ最長となる後半32分以降の出場となった。

 10月30日のカラバオカップ4回戦ではリバプールがブライトンに3-2で勝利し、ベスト8入りを決めていた中、わずか中2日のプレミアリーグで実現した同カード対戦。互いに主力メンバーを多く起用し、ブライトンはカップ戦途中出場だった三笘が先発した一方、リバプールはカップ戦先発の遠藤がベンチに回った。

 最初にビッグチャンスを迎えたのはホームのリバプール。前半9分、FWダルウィン・ヌニェスが中盤で前を向くと、ブライトンMFフェルディ・カディオールを背中で吹き飛ばし、ドリブルでエリア内に攻め込む。最後は相手DFをかわして右足シュートを放ったが、GKバルト・フェルブルッヘンのスーパーセーブに阻まれた。

 すると前半14分、ブライトンが先に試合を動かした。自陣からゆっくりと組み立て、カディオールのサイドチェンジを受けた三笘が左サイドで仕掛けると、ペナルティエリア内に斜めのパスを配球。これをFWダニー・ウェルベックがかすかに触ってフリックし、エリア内右に走り込んだカディオールが強烈な右足シュートをゴール左隅に突き刺した。

 トルコ代表で今季ブライトンに加入したカディオールはこれがプレミアリーグ初ゴール。本職は左SBで、三笘と縦関係でプレーしたこともあったが、この日は右サイドハーフ起用で結果を出した。またこのゴールに至るまでの間、ブライトンは20本のパスを繋いでおり、チームスタイルも明確に表れた得点パターンとなった。

 その後もブライトンが優勢を保つと、左サイドの三笘は次々とDFトレント・アレクサンダー・アーノルドとのマッチアップを制し、次第にDFイブラヒマ・コナテも警戒ムードに。前半35分には三笘がウェルベックとの細かいスペースを突いたワンツーから左サイドを抜け出し、左足クロスをファーサイドへ。カディオールのボレーは枠を外れたが、またも決定機を作った。

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