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ライバルの衝撃弾に「やっぱ凄いな」。日章学園の仙台内定MF南創太はより多くボールに触れ、“爆発的なプレー”も増やす

ゲキサカ / 2024年11月3日 8時11分

日章学園高MF南創太(3年=ブルーウイングFC U-15出身)は仙台内定、U-18日本代表のレフティ

[11.2 選手権宮崎県予選決勝 日章学園高 5-0 宮崎一高 いちご宮崎新富サッカー場]

 仙台内定のレフティが、選手権、Jリーグより多く強みを出すこと、爆発的なプレーをすることを誓った。日章学園高MF南創太(3年=ブルーウイングFC U-15出身)は、後半14分に左足CKでMF吉崎太珠(1年)の先制点をアシスト。また、前半から縦へのドリブルがチームの攻めどころになっていた。

 南はカットインからの左足シュートを得意の形としている。だがこの日は、強風でチームがCK、スローインの数を増やす戦い方を選択。その中で南は右サイドに張って縦突破を繰り返し、セットプレーの数を増やしていた。

 U-18日本代表、仙台内定の南に対し、宮崎一高は人数を掛けて対応してきていた。その中で、一週間取り組んでいたというボールに寄ってからDFの裏を取るような動きも。2人目を抜き切れないシーンがあったものの、1対1では止まらず、時にゴール前へ切れ込んでシュートを放った。鋭いドリブルを連発。サウサンプトン内定FW高岡伶颯(3年)とともに相手の脅威になり続け、ゴール裏の応援団を沸かせていた。

 原啓太監督はチームの戦術を徹底することことによって、南にやり辛さがあったことを考慮。その上で、「左利きで彼が縦を割れるっていうのがやっぱりJリーグでも評価されてるとこなので。あとは最後の精度を上げれば多分、一皮剥けたもっといい選手になると思うし、(今日も)相手は南に対してやっぱり嫌だったと思うんで、後半なんかやっぱり違いを見せてくれたので、良かったなと思っています」と評価していた。

 だが、本人は満足はしていない。「(流れの)プレー中のアシストだったりっていうのがやっぱつかないといけないし、カットインも、やっぱシュートを決めれるとこもあったんで、まだまだ優勝したのは一安心として満足してはいけない」。ライバルの高岡は3人抜きの衝撃ゴールを含む2発。その凄さを目の当たりにし、より爆発的なプレーを増やすことを誓っていた。

「最後、やっぱ(高岡)伶颯に持っていかれた。毎回なんですけど、悔しいのもありつつ、『やっぱ凄いな』って。目立ちたいってわけじゃないんですけど、今日も2点決めましたし、前半は伶颯も今までよりかは全然良くなかった中で、後半立て直せるメンタリティーとかはほんと素晴らしいと思いますし。自分も程よい感じでずっと乗ってただけで、やっぱその爆発的なプレーっていうのは本当に限られた数しか見せられなかったんで、安定してそういうことができるようにやっていきたい」

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