[MOM4895]愛工大名電MF蒲地壮汰(3年)_持ち味異なる“蒲地ツインズ”、兄・陽汰にも譲らなかったPK先制弾
ゲキサカ / 2024年11月4日 17時28分
「名電に惹かれたのはスタイル以上に、練習に行った時の印象が良かったから。本気でサッカーに打ち込んでいるし、凄く明るかった。入ったら自分も楽しくサッカーができるかなと思った」。そう振り返る壮汰が先に愛工大名電への入学を決め、進路を決めかねていた陽汰が続いた。高校に入ってからの成長は大きい。持ち味のドリブルに磨きがかかっただけでなく、細かいステップや身体を当てるタイミングをスタッフに指摘され、守備も成長。サッカー選手としての完成度が高まった。
そうした成果が今大会でも表れている。2年連続で敗れていた準決勝の壁を乗り越える原動力になったのは間違いない。「自分は昨年、選手権を経験してベスト4の難しさは分かっていた。まず準決勝まではいかなければいけないというプレッシャーもあったので、まずここに来れたことホッとしているし、今日乗り越えたことが凄く嬉しい。ここで勝っても、次勝てないと結果は一緒なので何が何でも乗り越えたい」。そう意気込む通り、決勝でも攻守に渡る活躍を披露し、勝利に貢献するつもりだ。
(取材・文 森田将義)
●第103回全国高校サッカー選手権特集
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