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流経大柏が3年ぶりに千葉決勝進出! “プレミア組”と“プリンス組”が融合し、誰が出ても「結果も出せる」

ゲキサカ / 2024年11月4日 9時9分

 その流経大柏は右の松本が前へ出る力を見せ、22分には松本の強引なドリブルから粕谷と堀川が連続シュート。34分には宮里の折返しからゴール前のシーンを作った。八千代はDF陣のシュートブロックで粘るも、流経大柏が勝ち越して前半を終える。36分、宮里の左CKをニアの佐藤が頭で合わせて勝ち越し。奈須とともにチームキャプテンを務めるDFの一撃で2-1とした。
流経大柏は前半36分、右CKをCB佐藤夢真が頭で合わせて勝ち越し奈須とともに主将を務めるDFが歓喜の一撃
 流経大柏は後半開始から怪我明けの堀川をMF和田哲平(3年)と交代。その和田が開始直後のドリブルシュートを放つなど、流経大柏が勢いを持って後半に入る。一方の八千代は相手の前からの圧力の前に、勝ち越された後はなかなか前へのパワーを出せなかった。

 上芝俊介監督は「プレミアと県1部の強度の違いがやっぱり出たかなと。グッと行きたいところで行かせてくれない。やっぱり流経の圧っていうのはやっぱり凄いなと思います」。流経大柏は後半11分、亀田がドリブルで相手の守りを攻略。中盤から一気にゴール前まで運ぶと、右足シュートのこぼれを和田が決めて3-1とした。
流経大柏の富山内定MF亀田歩夢は2ゴールを演出後半16分、流経大柏は交代出場のMF和田哲平が3点目のゴール
 流経大柏は直後に松本とU-17日本高校選抜の10番MF柚木創(3年)を、23分には粕谷とFW 山野春太(3年)を入れ替えた。一方の八千代も後半18分以降、FW高橋知希(3年)、MF秋元颯音(3年)、FW守山晃世(3年)、MF塚本然(3年)、DF中西桃二郎(3年)を相次いで投入する。八千代はゴール前で粘り強い守りを続け、DFラインからボールを繋いで前進しようとするが、流経大柏のハイプレスに苦戦。自陣で相手FW山野にボールを奪われ、柚木に決定的なシュートを放たれるシーンもあった。
八千代は1年生の大型左SB木村青峰が存在感のある動きを見せた
 流経大柏の奈須は、「自分たちは、武器であるプレッシングのところは絶対負けるっていうのはないので、そこを武器にとにかく全力でボールに食らいつくところとかはできてたかなと思います」。後半、幸田、奈須、佐藤、宮里の4バックが安定し、ドリブルで打開されるシーンも減少。また、島谷がDFラインをカバーし、ゴールに近づけない。

 加えて、柚木がドリブルからポスト直撃の右足シュートを放つなど、流経大柏は交代出場の選手にも勢い。八千代は37分、右サイドからチャンスを作るも、相手GK加藤に阻まれる。流経大柏はその後CB富樫龍暉(3年)とFW大藤颯太(2年)を投入。3-1で勝ち、決勝進出を決めた。

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