1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

流経大柏が3年ぶりに千葉決勝進出! “プレミア組”と“プリンス組”が融合し、誰が出ても「結果も出せる」

ゲキサカ / 2024年11月4日 9時9分

 流経大柏は過去2年、決勝から遠ざかっていた。本田裕一郎前監督(現国士舘高テクニカルアドバイザー)の後を継いで2021年から指揮を執る榎本雅大監督は、「改めて本田先生の偉大さを知るじゃないですけど、そういう持っていき方とかも含めてまだ自分が幼い部分もあるし、チームとしてやりたいこと、育成の部分でやりたいこともあるんで、そことこの一発勝負との兼ね合いっていうか、そこの照準がなかなかあってこないんですけど」と語るが、悩みながら育成と強化に取り組んできた成果が出て決勝進出。この日はプリンスリーグ関東2部を戦う流経大柏Bから這い上がってきた佐藤や幸田、宮里、島谷が先発として勝利に貢献した。
“プリンス組”からAチームで先発を務める左SB宮里晄太朗は1アシスト
 榎本監督は「本当に(プレミアリーグの選手と)プリンスで伸びてきた選手たちっていうのをここで融合させられたんで、そういう意味では底上げっていうか、それが1番理想的だと思うし、いつも出てる選手がそのまま『俺はリーダーなんだ』みたいな、そういうチームじゃ元々ないので。そういう意味じゃ、その下の選手たちがしっかりチャレンジしてポジション取ってくるっていうのは凄いいいことだなって思っている」と頷く。

 “プレミア組”と“プリンス組”の融合。奈須も「怪我人とか出て、新しい選手を使って、逆にそこで新しい選手が結果を出して、今スタメン定着してるっていうのもありますし、ほんとに競争意識っていうのは凄く高い。自分たちは誰が代わっても、100パーセント力出しきれるというか、結果も出せるので、そこは流経の強みだと思います」と胸を張る。

 プレミアリーグEAST無敗で迎えたインターハイ予選は決勝で市立船橋高に惜敗。そこからリーグ戦でも苦戦が続いたが、新戦力の台頭もあってより終盤にパワーを出せるようにもなってきている。3年ぶりの決勝の対戦相手は昨年度の準決勝で敗れている日体大柏。「次の試合は本当に死に物狂いで食らいついて、チャレンジャー精神で」(榎本監督)戦い、勝って、千葉のタイトルを奪還する。

(取材・文 吉田太郎)

●第103回全国高校サッカー選手権特集

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください