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東福岡が6発大勝!! 福岡大若葉にリベンジ達成!! 圧巻ゴールラッシュで3年ぶりの選手権出場に王手:福岡

ゲキサカ / 2024年11月4日 21時19分

東福岡高が6発大勝で決勝へ!!

[11.4 選手権福岡県予選準決勝 東福岡高 6-0 福岡大若葉高 博多の森陸上競技場]

 4日に行われた全国高校サッカー選手権の福岡県予選準決勝。U-18高円宮杯プレミアリーグWESTに籍を置く東福岡高が福岡大若葉高と対戦すると、序盤から圧倒的な攻撃力で主導権を握り、6-0の完勝で3年ぶりの選手権出場に王手をかけた。

 森重潤也前監督(現コーチ)から平岡道浩監督がバトンを受けて約10か月。今年1月の県新人戦では準決勝で敗退して九州新人戦の出場権を逃し、今年6月のインターハイ予選も準決勝で涙を呑んだ。敗れた相手はいずれも福岡大若葉。かつて九州国際大付高を率いた杉山公一監督と、福岡大を率いる乾真寛総監督がタッグを組む難敵に苦汁をなめた。負けたままでは終われない――。誰もが、その気持ちを持っていた。

 迎えた選手権予選準決勝。「身体が軽かった。みんながベストコンディション。状態を上げていくためにいろんなスタッフが頑張ってくれましたから」。平岡監督が頬を緩ませたように、チームは立ち上がりから相手を飲み込んだ。キックオフしてからわずか50秒、キャプテンを務める左SB柴田陽仁(3年)が自陣から前線にフィードを送ると、相手DFがクリアミス。後ろへ逸れたボールにMF塩崎響(3年)が反応する。そのままダイレクトでシュートを決め、幸先よく先制点を奪った。

 一気に流れを引き寄せた東福岡は以降も攻撃の手を緩めない。丁寧なビルドアップで攻撃を組み立て、シャドーのMF佐藤宏耀(3年)と塩崎、アンカーのMF大谷圭史(3年)が最終ラインから良いタイミングでボールを引き出す。とりわけ、素晴らしかったのが大谷の出来。「影のMOM」と評した指揮官の言葉に嘘偽りはなく、ピッチ全体を俯瞰しながら正確なパスでリズムを作る。セカンドボールの回収でも役割を果たし、“チームの心臓”と呼ぶに相応しいパフォーマンスを見せた。

 サイド攻撃も機能し、次から次へと好機を作り出す。4-1-4-1の左サイドハーフを務めるMF神渡寿一(3年)はキレのあるドリブルで相手を翻弄し、右サイドハーフのMF児玉愁都(3年)は内側にポジションを取りながらチャンスに関与。34分には神渡が左サイドから折り返すと、ファーサイドで塩崎が受けてラストパスを送る。走り込んできた児玉がグラウンダーのシュートを沈め、2-0でハーフタイムを迎えた。

 最高の形で前半を終えると、後半はさらに一方的な展開となる。後半2分に神渡のスルーパスから塩崎が加点。直後の5分には最前線のFW伊波樹生(3年)がゴール前でキープすると、最後は神渡がネットを揺らし、さらにリードを広げた。

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