東福岡が6発大勝!! 福岡大若葉にリベンジ達成!! 圧巻ゴールラッシュで3年ぶりの選手権出場に王手:福岡
ゲキサカ / 2024年11月4日 21時19分
4点差とし、相手の闘争心を折った東福岡は選手を入れ替えながら、さらにゴールを目指す。守備陣も集中力を切らさず、CB大坪聖央(3年)を中心に強度の高いディフェンスを披露。球際の勝負でも優位に立ち、ほとんどの局面で相手に競り勝った。最終盤の38分には途中出場のMF稗田幹男(3年)が鮮やかなミドルシュートを決め、1分後には相手の連携ミスを突いて稗田が加点。県新人戦では0-0のPK負け、夏のインターハイ予選は0-3の完敗に終わっていた相手に対し、見事なリベンジを果たした“赤い彗星”が12年連続となる決勝進出を決めた。
振り返れば、今季の東福岡は期待値が大きかったわけではない。前述の通り、県新人戦とインターハイ予選は準決勝で敗退。守備のインテンシティーが足りず、自慢のサイドアタックも鳴りを潜めた。リーグ戦では勝ち点を積み上げていたが、堅守速攻の形に徹しての結果。伝統のサイドアタックを志向する本来の姿からは程遠い内容だった。だが、平岡監督が求めてきた球際の強度や戦う姿勢が浸透し、夏以降はチーム状態が上向く。選手権予選前にプレミアリーグ残留を決めると、そこからは守備ではなく、攻撃の構築に着手。「ボールサイドで良い距離感を保ち、サイドでどれだけ崩し切れるか。距離感はかなり緻密にやってきた」(平岡監督)。
ブラッシュアップを図った成果が身を結び、2度敗れていた宿敵に完勝。3年ぶりの選手権出場まであと1勝とした。しかし、喜ぶのはまだ早い。「1週間しっかり準備をしていきたいです」(平岡監督)。“勝って兜の緒を締めよ”。そう言わんばかりの表情で口にした指揮官の言葉からは隙は感じられない。王者復活を果たすべく、10日の決勝に標準を合わせる。
(取材・文 松尾祐希)
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