1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

東海大相模が初の神奈川決勝進出!身に着けたタフさと技術力で日大藤沢に良さを出させず3連覇を阻止

ゲキサカ / 2024年11月6日 9時42分

 日大藤沢は榎本を軸にビルドアップ。宮澤が厳しいマークを受ける中でも攻撃を引っ張ったほか、布施が狭い局面を強引に抜け出そうとしたり、左SB宮川がクロスへ持ち込むシーンもあった。また、後半もポジションチェンジしながらボールを動かしていたが、佐藤輝勝監督は「もっともっとチャレンジして良かった。もっと自分たちの良さを出して欲しかった」と指摘。連動したパスワークで相手の守りを剥がすことを目指してきたが、3連覇のプレッシャーもあったか、その良さを積極的に出せなかったことを残念がった。
日大藤沢のU-19日本代表MF布施克真は攻守で活動量を増やした日大藤沢の2年生CB榎本来輝はビルドアップの軸に
 東海大相模は後半、よりオープンサイドを活用した攻撃。5分に高畑の右CKから佐藤碧がヘディングシュートを放つと、21分には左サイドからカットインした沖本の右足シュートがゴールを脅かす。また、佐藤碧のロングスローなどでゴールを破りに行く。だが、日大藤沢も布施がプレーエリア広く相手の前に立ちはだかったほか、ゴール前の攻防でも隙を見せない。
東海大相模の10番MF沖本陸は攻守で奮闘。カットインからのシュートも大観衆が見守る中、東海大相模左SB佐藤碧がロングスロー
 日大藤沢は後半にFW内田祥瑛(3年)、左SB小林昴瑠(2年)、MF高田航(3年)、CB 佐原和道(3年)をピッチへ。一方の東海大相模もMF西田蓮(3年)、FW山田大樹(3年)を投入し、小林晄をボランチに下げて試合終盤を戦った。

 東海大相模がより迫力のある攻撃を見せていたが、日大藤沢は相手のサイドアタッカーを2人がかりでケア。交代選手たちを含めてゴール前でも堅守を発揮していた。スコアは動かないまま、後半終了。日大藤沢は延長前半開始からMF光田怜馬(3年)とFW有川啓介(2年)を同時投入する。延長後半開始直後には右CKから佐原が決定的なヘッド。また7分には、右サイドから布施と宮澤のコンビで攻め、クロスがファーへ流れたところに高田が飛び込んだが、GK松坂に阻まれてしまう。
 
 一方の東海大相模は、沖本が相手MF布施との激しい攻防戦の中で光る動き。小林晄の展開から小林正が左サイドで2人をかわしてゴールへ向かうなど勝ち越し点を目指す。延長後半3分にはFW戸川昌也(2年)とFW佐藤瞭成(3年)を同時投入。終了間際に右からのクロスを佐藤碧が狙ったが、得点には結びつかなかった。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください