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公立の名門・草津東が3-0で滋賀タイトル奪還。目標は前回大会の近江を超えて「てっぺん取ること」

ゲキサカ / 2024年11月9日 19時30分

 近江は試合終盤、テンポ良くPAまでボールを運べるようになり、猛攻。だが、「もうとにかく相手より走ること、相手に根性で負けないこと。メンタル面でもここって時にどれだけ自分たちの力を出せるかっていうことを1番求めてやってきました」(上原)という草津東は、最後まで運動量が落ちない。また、GK岡留が見事な反応でシュートセーブ。40+3分には相手の決定機で武久がゴールカバーして、失点を防いだ。
草津東を牽引したMF上原周主将近江は後半終了間際、FW山本諒(左端)がゴールへ押し込もうとするが、草津東の2年生CB武久宏斗(中央)がゴールカバー
 近江はミドルシュートがポストを叩く不運もあって、無得点。伊豆蔵は「相手コートに入った後にスペースもなくて、背後という形もあまりできずに、ブロックをなかなか崩せることができなかったです。自分たちの弱さが明らかになった試合だと思います」。草津東が3-0快勝。無失点優勝を果たし、目標への新たな一歩を刻んだ。
草津東が全国切符を勝ち取った
 草津東の目標は前回大会の近江の準優勝を超えて日本一。そのためには、この日表現した「奪う守備」をより強化しなければならないという考えだ。牛場監督は「この喜びだけで舞い上がらず、しっかり準備はしていきたい」と語り、上原は「自分たちの目標はもう全国でてっぺん取ることなんで、もっと上を目指して、この1か月間、またこの最高のチームとやる期間が伸びたんで、またもっとチームで高め上げていければなと思います。自分たちのやることを自信もってやれば全国でも通用するって僕はもう自覚していますし、その最高を引き出せるように、この1か月間マジで準備して、どこのチームよりも長い冬を過ごしたいと思います」と力を込めた。近江へのリベンジは日本一になるための通過点。全国で勝つチームになるために取り組んできた草津東が、もっと強くなって選手権開幕を迎える。

(取材・文 吉田太郎)

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