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明秀日立が2年連続冬の全国へ!! 選手権前には3カテゴリー一斉昇格へ挑戦「全員が成長した証を結果として示したい」

ゲキサカ / 2024年11月11日 11時40分

明秀日立高が茨城王者に

[11.10 選手権茨城県予選 鹿島学園 0-2 明秀日立 カシマ]

 明秀日立高は10日、全国高校サッカー選手権茨城県予選の決勝で鹿島学園高に2-0で勝利し、2年連続の冬の全国切符を掴んだ。同一カードとなった今夏の総体予選決勝では攻め立てながらも0-2で敗戦。リベンジを果たすとともに今予選全試合を無失点で終えたことに、明秀日立の萬場努監督は「彼らの良くしたいという思いがこういった結果になったのは我々としても嬉しいし、取り組みをすごく称賛してあげたい」と選手を称えた。

 開始1分、最初にゴールに迫ったのは鹿島学園だった。FW渡部隼翔(2年=府ロクSC)がペナルティエリアの手前正面から右足を振ると、ボールはクロスバーを直撃。2年ぶりの選手権出場を目指し、準決勝でも得点した渡部が見せ場を作った。

 しかし前半6分、先制点は明秀日立に生まれた。FW竹花龍生(3年=JFC FUTURO)が蹴った左CKにDF菅野一葵(3年=FCみやぎバルセロナ)が飛び込むと、ゴール前にこぼれたボールをMF柴田健成(3年=ACミランSS佐倉Jrユース)が蹴り込んでゴールネットを揺らした。明秀日立は総体予選決勝で被シュートを3本に抑え、12本のシュートを放ちながらも無得点で敗戦。今回は「狙っていた早い時間に点を取ること」(萬場監督)を果たし、優位に立った。

 ただ萬場監督が「もうちょっと落ち着いて主導権を握れるかなと思った」と振り返るように、鹿島学園も夏からの進化を示して反撃。その中で前半21分、鹿島学園に最大の決定機が訪れた。渡部がスルーパスに反応してペナルティエリア内右からシュートを放つと、GK重松陽(3年=横浜FM Jrユース追浜)に弾かれたこぼれ球にMF伊藤蒼空(2年=G大阪門真Jrユース)が走り込む。しかしDF廣瀬魁(2年=FC古河)のスライディングブロックに阻まれ、そのこぼれ球を左足で合わせたMF山入端琉海(3年=八尾大正FC)のシュートはMF六崎蓮太(1年=FOURWINDS FC)の体を張った守備に防がれた。

 明秀日立の1点リードで折り返した後半、立ち上がりは鹿島学園が素早いセカンドボールへの反応などで主導権を握った。それでも後半12分、明秀日立の速攻から竹花がPA左でボールを受けると、カットインから右足を振ると見せかけてのキックフェイントで相手を翻弄。切り返して左足を振ると、ボールは相手に当たりながらもゴールに吸い込まれ、大きな追加点を奪った。

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