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初招集10名超のU-16日本代表候補が大阪合宿最終日に阪南大高、C大阪U-18と練習試合。経験を変化のきっかけに

ゲキサカ / 2024年11月14日 11時59分

 相手のゴール前での守備意識の高さに先制機を阻まれると、逆に15分、U-16代表候補はビルドアップで連係ミス。阪南大高はインターセプトしたMF伊藤成康(2年)がそのまま右足シュートをゴール右隅へ突き刺した。
前半15分、阪南大高MF伊藤成康が先制ゴール
 阪南大高はさらに17分、左へ展開し、伊藤がカットインから右足シュート。前方のFW弓場潤哉(3年)に当たってコースが変わり、ボールはそのままゴールラインを越えた。

 2点を追う展開となったU-16代表候補だが、この後、主導権を握る。GK仲やCB大石からボールを動かし、長短の縦パスを差し込む田中の縦パスで前田が抜け出してフィニッシュへ持ち込んだ。また、この日、一際エネルギーのある動きを見せていた薄井や姫野が際の攻防でボールを失わず前進。杉山のスルーパスなど連動した攻撃でポケットを突くシーンもあった。
MF杉山琥二郎(清水ユース)は追撃ゴールをアシスト
 そして34分、ボール奪取力に秀でた樺山が左サイドでボールを奪うと、交代出場したばかりの高橋成が杉山とのワンツーから右足シュートを決め、1点差とした。その後もサイズ、スピード、テクニックも兼ね備えた大器・高橋成が攻撃の起点に。後半も11分に姫野の右FKを薄井が合わせるなど同点のチャンスを作り出す。
前半34分、中学生FW高橋成海(広島ユース)が右足シュートを決めて1点差
 だが、ボールを奪い切れずにサイドを変えられるなど阪南大高に押し返されると、16分に再びビルドアップでミス。阪南大高MF伊藤にインターセプトされ、右足で決められてしまう。阪南大高はさらに18分にも敵陣で伊藤がインターセプト。パスを受けた硲が右足で決め、4-1とした。
MF樺山文代志(興國高)が身体を張った守備阪南大高はFW硲冬真が2得点をマークするなど後半にも3点を加点
 狙いとする戦いにチャレンジしたU-16代表候補だったが、ミスをゴールに結びつけられてしまった。圧倒的なスプリント力で幾度も右サイドを駆け上がる薄井を中心に反撃。クロスへ持ち込む回数を増やすなど内容では良く渡り合っていたものの、38分にも中央から硲に抜け出されて1-5で敗れた。

 阪南大高戦直後に実施されたC大阪U-18戦は、GK後藤を除いて全選手を入れ替え。先発はGKが後藤でDFは右から萩原慶(桐光学園高)、メンディー・サイモン友(流通経済大柏高)、藤川虎三(福岡U-18)、高橋温郎(浦和ユース)の4バック。ゲーム主将の大貫琉偉(鹿島ユース)と中村龍(湘南U-18)がダブルボランチを組み、右SH岩崎亮佑(横浜FCユース)、左SH原湊士(広島ユース)、前線に花城瑛汰(神村学園高)と安西来起(岡山U-18)が並んだ。30分にMF松野泰知(FC東京U-18)とGK新堀恵太(FC東京U-18)を投入。その後、15分ごとにフィールドプレーヤー1人を入れ替え、松野がCB、メンディーが右SBというように複数のポジションを務めた選手もいた。

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