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窮地のチームを蘇らせたのは「地獄のような3分間」を潜り抜けてきた勝負強さ!昨年度全国4強の堀越は実践学園との激闘を再逆転で制して東京連覇!:東京B

ゲキサカ / 2024年11月18日 12時5分

 彼らは昨年度の予選決勝でも、修徳高相手に後半終了間際で同点に追い付き、PK戦を制して全国の出場権を獲得していた。その試合に出ていた選手は、この日のメンバーの中に7人も残っている。「延長に入って先に点を獲られた時も、『まだ10分以上あるな』と思いながら見ていました。そこはもう理屈とかそういうことではなくて、どうやったら最後にスコアを引き戻せるか、点を獲れるかというのは、相当自分たちの中でも体験としてやってきているので、それがピッチの中で出せるのが彼らの強みだと思います」。佐藤監督もチームが纏ってきた勝負強さの根幹を口にする。

「『最後まで諦めない』という言葉もみんな口では簡単に言うんですけど、自分たちはそれをピッチで体現してきたので、ビハインドの状況でも、味方を信じて、最後まで攻撃することができていると思います」。森奏はそう言って、少しだけ胸を張った。

 全国へと再チャレンジする権利は掴み取った。森章博の決意が力強く響く。「チームとして立ち上げの時に『まずは全国に出よう』『その上で去年を超えよう』という二段階の目標を立てました。その一段階目はクリアできたので、ここからは周りの目も関係なく、もう1個の目標に向かって、チーム一丸となって進んでいければいいなと思います」。

 目指すは国立での初勝利と、その先の景色。何度も窮地を潜り抜けるたびに、一回りも二回りも大きくなってきた2024年の堀越が、聖地での忘れ物を取り返しに、全国の舞台へ帰ってくる。



(取材・文 土屋雅史)
●第103回全国高校サッカー選手権特集

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