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高体連チームとして初のプレミアリーグWEST制覇!「爆進」する県立校・大津は進化を続けてファイナル、選手権優勝へ

ゲキサカ / 2024年11月25日 11時48分

 今年、平岡テクニカルアドバイザーが大津の選手たちに送った言葉は「爆進」だ。「色々な風が吹いてるので、そこに負けないように前に進もうという。凧(たこ)が1番高く上がるのは風に向かってる時であると、風に流されてる時じゃないと。これ、ウチの父が僕が(高校進学時に)帝京行く時に言ったことであるんですけど、それを今回、ずっと使ってるんです。背中を押すための言葉は何かなっていう中で、今回は『爆進』という、ほんとにそれに相応しい言葉を。『ダッシュフォワード』という英語の言葉もつけたんですけれど、(この優勝は風に向かって挑んだ)素晴らしい選手たちの成果だと思います」と微笑んだ。
スタンドに掲げられていた「爆進」の文字
 今年のチームは五嶋や嶋本、兼松、大神、そして怪我から復帰してきているGK坊野雄大(3年)と昨年からの主軸が多数。また、五嶋は仲の良さやサッカーが大好きなところを今年のチームの特長に挙げる。「今年の自分たちはとにかく仲が良いです。(向上心も強く、インターハイ初戦で)負けてから本当により一層成長できたと思うんで。そういうところでサッカーが大好きっていうのは、ほんとに今年のチームだなと思います」。この日、スタンドで刺激を受けた選手たちとまた、競争。一日一日を大切にする“進化するブルー軍団”は、これからさらに成長と白星を積み重ねる意気込みだ。

 この日、チームは勝ち点を52とし、2023年の青森山田が記録した12チーム制の勝ち点記録51を更新した。山城監督は「負けなしで選手権に行くっていうことも1つモチベーションにできるかなと。どうにか成長して選手権へ行けるように」と語り、五嶋は「これで満足してるメンバーは1人もいないと思いますし、ファイナル勝つということにモチベーションにしている選手ばかりだと思うんで、3週間後、(ファイナルに)より成長した姿で臨めると思うんで、もっともっと成長できると思って練習を頑張りたい」。プレミアリーグWESTの残り2試合、プレミアリーグファイナル、そして選手権も勝ち続けて、大津が3年間で全てライバルたちよりも進化したことを示す。
大津はスタンドの選手たちとまた、競争
(取材・文 吉田太郎)

●高円宮杯プレミアリーグ2024特集●第103回全国高校サッカー選手権特集

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