[MOM4947]大津DF五嶋夏生(3年)_苦悩の時期を経て前向きに変化。雰囲気作りと堅守支えた主将が笑顔で「ファイナル出場権獲得」のボードを掲げる
ゲキサカ / 2024年11月25日 19時20分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[11.24 プレミアリーグWEST第20節 大津高 2-1 静岡学園高 大津町運動公園球技場]
苦悩した時期も乗り越えての戴冠。「ファイナル出場権獲得」のボードを手にする主将の表情からは、喜びがにじみ出ていた。大津高(熊本)がプレミアリーグWEST優勝を果たし、プレミアリーグファイナル(12月、埼玉)への出場権を獲得。DF五嶋夏生主将(3年=ブレイズ熊本出身)は、「自分が入学してきた時にはこういう風になるとは思ってませんでしたし、本当に感慨深いというか、(優勝決定からやや時間が経ったが)ちょっとまだ実感できてないです」。一週間前に熊本県内3冠を達成した大津は、“高校年代最高峰のリーグ戦”プレミアリーグWESTのタイトルも獲得した。
この日は静岡学園高(静岡)とのホームゲーム。前期の1-8の雪辱を目指す静岡学園のテクニックや切り替えの速さに苦戦を強いられた。大津は先制直後にCKから同点に追いつかれ、後半開始直後にはDFラインの背後を取られて大ピンチを迎えるシーンも。だが、「難しいゲームになる」と理解して戦っていた大津は崩れない。
「1個良くない対応はありましたけど、最終的にやられなかったので、そこは良かったなっていう風に思います。1-1で前半は終わりましたけれども、後期は特に1-1のゲームとか、1-0のゲームとかも多かったですし、チームとしてネガティブな雰囲気ではなかったかなっていう風には思います」と五嶋。CB村上慶(2年)とともに最終ラインの中央で相手の攻撃をケアし続け、「技巧派軍団」静岡学園をシュート5本に封じた。
190cmの大型センターバックは、“優勝決定戦”で堂々のプレー。「自分が明るく振る舞うことによって、チームものみんなも自信持って進めるという風に思ってたんで、ちょっと不安もありましたけど、キャプテンとしてそういう振る舞いはできたのかなっていう風には思います」と頷いた。
山城朋大監督も「(危ないシーンもあったが、)個人的にはやっぱり五嶋が最後のとこのカバーリングして、本当にリズムのいい静学から、流れの中では失点しなかった。それ以上に、やっぱりこの試合に向けて、かなり本人も気持ち入れて、日頃からいい感じでした」と的確なカバーリングと決戦への準備を含めて主将を評価。五嶋は「先週、選手権の決勝もあって、浮かれずにっていうのは山城先生も考えられたと思うんで、そういったところは(みんなも)気引き締めてやってくれたのかなっていう風には思います」と仲間たちに感謝していた。
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