1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

「絶対に勝つんだ」…“定位置”からの脱却狙う福岡U-18、聖和学園から逃げ切り成功でプレミアPO2回戦へ!!

ゲキサカ / 2024年12月7日 11時44分

アビスパ福岡U-18がプレミアプレーオフ2回戦進出!!

[12.6 高円宮杯プレミアリーグプレーオフ1回戦 福岡U-18 3-1 聖和学園高 サンフレッチェビレッジ広島第一球技場]

 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025参入を懸けたプレーオフ(広島)が6日に開幕。アビスパ福岡U-18(九州1/福岡)と聖和学園高(東北2/宮城)が対戦したCブロック1回戦はMF中村環太(2年)の先制点を皮切りに得点を重ねた福岡U-18が3-1で勝利した。

 2011年の創設時にプレミアリーグに名を連ねていた福岡U-18だが、2度目の降格を味わった2019年以降はプリンスリーグ九州1部が定位置となっていた。そのためプレミアリーグPOにかける意気込みは強い。「久しぶりに上がるチャンスだったので絶対に勝って、後輩たちには今よりも高いレベルでプレーしてほしかった。なので、絶対に勝つんだという気持ちで挑みました」。そう話すのはFW前田一翔(3年)だ。

 ただ、技巧派ドリブラーを多数揃える聖和学園との対戦は決して楽ではない。前半3分には左を抜け出したMF安原知希(3年)がゴール前にクロスを入れ、こぼれ球を自らがシュート。9分にはMF中村柊真(3年)が一人で左からシュートまで持ち込むなど試合序盤は聖和学園が押し込む時間帯が続いた。

「初戦だったのでみんな動きが硬く、いつもより1歩目が出なかった」と前田一は振り返るが、今年の福岡U-18は苦しい流れをひっくり返せる前田一とFWサニブラウン・アブデルハナン(3年)というトップチーム昇格が決まっている2トップの存在がいるのは心強い。「うちは2トップが強み。間延びしたとしても一発でカウンターというサッカーもできる。どちらかというと攻撃は相手にある程度やらせた上で、抑えるところは抑えようと割り切った上で2トップの良さを生かせる」(久永辰徳監督)。

 前半15分に訪れた最初のチャンスはまさにそうした強みが出た場面だった。左前方に入れたラフなボールを前田一が自らのものにすると傍にいたフリーのサニブラウンへとパス。そこからゴール前に走り込んだ中村に預けて先制点が生まれた。

 31分にはMF佐々木翼(3年)のパスをPA前で受けた安原に技ありなミドルシュートを決められて聖和学園に追い付かれたが、39分にはMF武本匠平(1年)が持ち前のスピードを生かした突破から左CKを獲得。ゴール前に上げたボールをDF池田獅大(3年)が頭で合わせて、2点目をマークした。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください