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MF畑のミドル弾と得点王FW山下2発で3-0!大津が公立校として初めてプレミアファイナルを制す!

ゲキサカ / 2024年12月15日 16時13分

 だが、クロスやゴール前への浮き球パスは大津の五嶋やGK坊野が安定した対応。大津は村上が随所で前に出てボールを奪い返し、そのまま攻め上がろうとする。前半半ば以降は大津のセカンドボール回収力と攻撃時の浮き球の処理の上手さが光る展開に。大津は嶋本の浮き球パスから山下が右足シュートへ持ち込み、山下の落としから兼松が右足を振り抜く。

 また、右CKから野口が身体を張ってゴール前にボールを繋ぐシーンもあった。36分にも兼松が頭でそらしたボールに山下が反応。だが、右足シュートは相手GK大亀に阻まれた。横浜FCは管野の右足ミドルなどで対抗したが、主導権を握っていた大津が前半終了間際に先制点を奪う。

 45+2分、大津は連続攻撃から左の大神が中央の山下へパス。これを山下が身体を張って落とすと、畑がミドルレンジから右足を振り抜く。鋭く変化したボールにGKは反応できず、大津がリードを奪った。

 横浜FCは後半開始から柴草とMF四日裕歩(1年)を交代。3分には左へ抜け出した岩崎のクロスが庄司へ通る。だが、シュートはヒットせずにゴール左へ。横浜FCは12分にも岩崎との連係で佃が左を抜け出し、狙いすました右足シュートを放つ。だが、ボールはファーポストをヒット。大津は、14分に中村とMF溝口晃史(3年)を入れ替えた。

 大津は右の舛井のスピード、切り返しからのクロスや山下のポストプレーからチャンスを作る。だが、横浜FCも水際のところで踏ん張り、1点差を継続。五嶋と村上を中心に野口と大神の両SBを含めて堅い守りを続ける大津は30分に兼松をFW岩中翔大(3年)と入れ替えると、31分に貴重な追加点を奪った。山下の展開から右の舛井が後方へ落とし、野口がアーリークロス。これを山下が頭で決め、2-0とした。

 横浜FCは直後に朝見と小漉をMF秋元颯太(2年)とDF芹澤悠(2年)へ交代。また試合終盤には、岩崎とMF鈴木晴弥(1年)を入れ替えた。大津も野口と舛井に代えてMF曽山瑚白(3年)とDF松野秀亮(2年)を投入。大津は45+4分、山下が超ロングシュートを決めて3-0とする。そのままタイムアップ。大津が公立校として初めてプレミアリーグファイナル優勝を果たした。

(取材・文 吉田太郎)

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