シーズンの最後に待っていた「敗戦の記憶」。横浜FCユースの圧倒的ムードメーカー、DF家田唯白は1年後のファイナルへの帰還を誓う
ゲキサカ / 2024年12月16日 18時53分
コンスタントにプレミアの強敵と肌を合わせてきたことで、自身の強みにも、弱みにも、目を向けることができたという。「去年はまったく絡めなかったプレミアに、今年はこうやって続けて出てみて、最初は『思ったよりできるな』という印象があったんですけど、いろいろな相手とやっていく中で、課題としてはもっと潰しに行くところと、ヘディングのところはしっかりやっていかないといけないなと思いました。でも、ロングフィードや攻撃のところは自分の武器が通用するので、そこはポジティブに捉えています」。
シーズンの最後に待っていた『敗戦の記憶』。来季は中心選手としての活躍が期待されるが、家田はしっかりと携え直した決意を口にする。「今年は試合に絡んでいた2年生の選手が多いので、来年は自分たちが主体となって、今年より良い結果を見せられるように、練習からもっとやっていきたいと思います。個人としてはもっと相手に怖がられる選手になりたいなと思いますし、先輩方がプレミアの舞台を残してくれて、そこで優勝できたのは嬉しかったですけど、やっぱりもう1個上があるので、そこを獲りたいと思います」。
横浜FCユースに大きなパワーを注ぎ込む、チームきってのムードメーカー。ファイナルのステージで悔しさを自身に刻み込んだ家田唯白の2025年が、どんなシーズンになっていくのか、今からとにかく楽しみだ。
(取材・文 土屋雅史)
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