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C大阪内定FW古山兼悟に待望のインカレ初弾!! 大阪体育大が逆転8強、最後はJ2山口内定の主将DF峰田祐哉も初出場「出る、出ないは関係なくチームのために」

ゲキサカ / 2024年12月19日 5時30分

 数的優位となる大阪体育大は爆発的なスピードを「売りはもう、そこしかないんで(笑)」と自負する2年生ストライカーが大仕事。直後、ゴール正面からのFKは古山のキックがクロスバーを叩き、追加点とはならなかったが、前半から10人で戦う東海学園大は苦しい状況に追い込まれた。

 ところが、ここから東海学園大も意地を見せた。DF上野滉太(3年=聖和学園高)、MF村田達哉(4年=中央学院高)の右サイドコンビが相手のプレッシングをひたすらかわし、数的不利を全く感じさせないような前進を見せると、FW高橋旺良(1年=中央学院高)も絡みながら一方的にボールを保持。前半45+4分には上野のスルーパスに高橋が抜け出し、決定機も作った。

 ただ、最終局面では大阪体育大の気迫が上回った。前半45+4分のシーンはDF山田隼輔(4年=市立尼崎高)がブロックすると、後半立ち上がりも東海学園大の猛攻が続いたが、同4分には相手のオフサイドにも追い続けたFW佐野竜眞(3年=広島県瀬戸内高)が圧巻のカバーリング。同8分のピンチにもGK野村が立ちはだかり、失点を許さなかった。

 すると後半29分、大阪体育大は右サイドでDF高橋大空(2年=星稜高)のパスをMF下川床勇斗(4年=神村学園高)がフリックし、相手の背後を突くと、これに抜け出した途中出場のFW臼田成那(1年=ノースアジア大明桜高)のクロスは一度相手に阻まれたが、再び拾ってラストパス。これを受けた佐野が鋭いカットインからゴール右上隅に完璧なシュートを突き刺した。

 大阪体育大にとっては今大会の得失点差を+1とする大きな追加点。第2試合を控える勝ち点3の九州産業大は得失点差0で最終節・筑波大戦を迎えるため、引き分けが許されない状況に追い込む形となった。

 大阪体育大の松尾元太監督は後半35分、今大会ここまで出場機会のなかったDF峰田祐哉主将(4年=東海大相模高/山口内定)をMF藤田隼矢(4年=金沢U-18)、FW日下部優哉(4年=国見高)とともに投入。最後は4年生が冷静に試合を締めくくり、今大会初白星に導いた。

 終了後、取材に応じた峰田は「前々回の九州産業大、前回の筑波大とチームとしての出来は悪くなかったと思うけど、どうしても結果に結び付かなかった。我慢強くやるのが自分たちの一番の強みでもあるので、今日の一戦に向けてしっかり準備できた結果だと思う」とチームの振る舞いに手応えを語った。

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