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C大阪内定FW古山兼悟に待望のインカレ初弾!! 大阪体育大が逆転8強、最後はJ2山口内定の主将DF峰田祐哉も初出場「出る、出ないは関係なくチームのために」

ゲキサカ / 2024年12月19日 5時30分

 今大会では初戦でFW平瓦匠志(4年=賢明学院高)が負傷交代し、MF木戸柊摩(4年=札幌U-18/札幌内定)も脚の状態が思わしくないという中、西山や山田らの代わりに入った選手が奮闘。そんな選手たちの活躍に主将も「自分たちは本当にきつい練習をしている自負があるので、試合に出る出ないは関係なく、チームのためにというのは常々自分もキャプテンとして口酸っぱく言ってきた」と振り返りつつ、「そういう努力の成果が一人一人実を結べば、関東で結果を残している筑波さんにもやれる。自分たちがやってきた自信と自負はあるので、それが結果に結びついて本当に良かった」と一体感を誇った。

 実際、九州の地で行われたグループリーグにも大声量でサポートする応援団が駆けつけており、彼らの中にはアクシデントに備えて帯同していた選手だけでなく、自ら夜行バスで来ていた選手もいたという。峰田は「仲間の支えもあって今日は絶対に勝たないといけないと思っていた」と感謝を口にした。

 また峰田も今季の関西学生リーグ後半戦から出場機会が少なくなっており、試合に出られない時期を過ごしてきた一人でもある。来季はレノファ山口FCへの加入が内定している中、ピッチに立つことができない重みはある意味、他の選手よりも厳しいものがあるはずだが、その中でもチームを支える役目に徹してきた。

「自分がキャプテンとして私利私欲に走ってはいけないと思っている。チームが勝つことが一番なので、その中で今日みたいに少しでもチャンスをもらえた時に発揮するのが選手の宿命であり、やるべきこと。そこはブレずに、そのことを考えずにやれている」

 もっとも峰田のポテンシャルがピッチ上で発揮されれば、チームにとってはさらなる追い風となるのも間違いない。そこは無事に進出が決まった準々決勝からの使命だ。

「もっと背中で見せないといけない」。そう覚悟を口にしたチームキャプテンは「この先に進んでいけば、自分の力が確実にチームに影響するという自負はある。いったん大阪に戻るけど、その練習、次の試合で自分の力を発揮すればより高み導くことにつながってくる。もっと自覚を持ってやっていきたい」と述べ、中3日の準備期間での奮闘を誓いながら九州の地を後にした。

(取材・文 竹内達也)
●第73回全日本大学選手権(インカレ)特集

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