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筑波大が堂々のインカレGL首位通過!! 8強でまさかの明治戦へ…3連戦フル稼働の福井主将も闘志「俺たちのほうが絶対に勢いがある」

ゲキサカ / 2024年12月19日 5時35分

 その後は九州産業大が前半だけで3回の選手交代を行ったことで、途中出場で入ってきた九州産業大MF平古智也(2年=興國高)の打開力に手を焼く場面もあり、同37分にはMF森寧樹(2年=富士市立高)のクロスをGK佐藤が弾き切れず、こぼれ球をDF岩崎海駕(1年=清水ユース)に叩き込まれて今季初の失点を喫してしまう。

 だが、筑波大はそこで崩れない。後半10分、廣井の右CKが2度続いたところでファーサイドにボールが渡ると、ブラインドになったMF曽我寛人(3年=大津高)のオウンゴールを誘って4点目。さらに同11分には相手のバックパスに抜け目なく詰めた角が冷静にGKとの駆け引きを制してネットを揺らし、5-1とした。

 その後は筑波大が選手交代を次々に行い、ややテンポを落としたことで、九州産業大のMF飯星明良(4年=熊本ユース/熊本内定)、MF菊地雄太(4年=東海大熊本星翔高)を中心とした細かいパスワークで侵入される場面も続いたが、インカレ初出場となったDF津村岳杜(4年=昌平高)ら控え選手も守備に奮闘し、追加失点は許さず。最後はエースのFW内野航太郎(2年=横浜FMユース)も今大会初出場で試運転が完了し、堂々のC組首位で準々決勝進出を決めた。

 8得点1失点の得失点差+7の結果は全グループの中でもトップ。福井は「3試合通して本当は失点ゼロで行きたかったけど、最小失点で抑えられたのはチームとして良かった。攻撃も3試合で8得点ということで、自分たちは大臣杯で攻撃力に課題があったので、バリエーションの多い得点が取れているのはチームとしてプラスだと思う」と前向きに語った。

 そんな福井自身の奮闘も目立つグループリーグだった。中1日の3連戦という厳しい日程のなか、GK佐藤、DF小川遼也(2年=富山U-18)と共に全試合フルタイム出場。「自分はこの九州ラウンドで3試合フル出場する、ピッチの中でチームを支えることを心がけてやってきた。どんな試合状況になってもチームに対する声かけ、振る舞いを気にかけようと思った」。それは選手として苦しい立場になっている時も同様だった。

 第2戦の大阪体育大戦では0-0で迎えた後半立ち上がりにPKのチャンスを獲得し、福井がキッカーを務めたが、力強いキックはGKがセーブ。コースは甘くなかったため、相手GKを褒めるしかないシーンであったのは事実だが、結果としてはこの決定機逸がドローの一因となっていた。

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