得点だけでなく煌めいたロングボールの質、U-19日本代表MF大関友翔が噛みしめる実戦経験「奏真も自信を持ってプレーしている」
ゲキサカ / 2024年12月20日 6時5分
今年一年間での成長を示した場となった。U-19日本代表候補のトレーニングキャンプは19日に流通経済大との練習試合で終了。プロ2年目は川崎フロンターレからのレンタルで福島ユナイテッドFCに加入し、J3リーグ32試合8得点という結果を残したMF大関友翔は、この試合でも1ゴールを記録した。「今年一年間、福島でゴールに関わるところは自分自身成長したところ。そこはアピールしたいと思っていたので、今日もゴールという形でアピールできたのはよかった」と振り返った。
16日から始まったトレーニングキャンプの締めは、流経大との3本30分形式の練習試合となった。1本目の布陣は3-4-3。スタメンの大関は2ボランチの一人として出場し、15分にはチーム3点目もマークした。2本目も引き続きプレー。この試合は参加した27人全員に均等に出場時間を与える狙いもあるため、大関は17分で途中交代した。
シーズンが終わって時間が経つなか、大関はランニングやボールを使った自主トレでコンディション調整を行い、この合宿に照準を合わせてきた。ゴールという結果以外にも際立ったのはロングボールの質。1本目の開始4分には中盤から右サイドライン際に大きく展開させ、MF佐藤龍之介(FC東京)の突破を演出した。そのまま佐藤のパスからFW井上愛簾(広島)が先制点。大関が起点となって早々にスコアを動かした。
ロングボールは指揮官からのタスクのひとつだという。「以前から船越(優蔵)監督にもプレーの幅を広げてほしいという話はもらっていた。そういう意味でロングボールや状況を変えるボールを、なかなか福島のサッカースタイル的には活用していなかったけど、そこは意識次第でできること。今日はうまくいった」。得点関与だけでなく、ゲームメイクの質にもこだわった結果となった。
12日には中村憲剛氏の引退試合がUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで行われ、大関も参加。2023シーズンにトップチーム昇格後、同年のACLグループリーグ第6節・アウェーでの蔚山現代戦で公式戦デビューは飾っていたが、プロとしてホームのピッチに立つことなく24シーズンから福島へ。ひさびさのホームにも思いを馳せる。
「ユースぶりで、プロになって等々力では出れていない。ひさびさだったけど、やっぱりピッチに立ちたいなと思った。そのためにレンタルで成長していると思うので、一日でも早く立ちたいという思いは強くなった」
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