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2年連続で行く手を阻まれた明治の壁…後輩に託す関西学院大MF森雄大「やろうとしてきたことは存分に発揮できた」

ゲキサカ / 2024年12月21日 19時55分

攻め立てたがドローに終わった

[12.18 インカレ決勝R第3節 明治大 0-0 関西学院大 ひたちなか陸上]

 準々決勝進出へ勝つしかなかった関西学院大は0-0の後半アディショナルタイムにPKを獲得するも、GKに阻まれて2年連続で明治大に行く手を阻まれる形となった。

 関西学院大は昨年度のインカレ2回戦でも明治大と対戦し、3-5で敗戦。ゲームキャプテンを務めたMF森雄大(4年=近江高)は「“打倒明治”でやってきた部分もあった」といい、その意気込み通り立ち上がりから関西学院大が主導権を握り続けた。しかし最後までゴールネットを揺らすことはできず、「そんな甘くないなと感じた」。グループリーグで今大会を終えることになった。

 それでも3バックの相手を分析して普段よりも最終ラインの背後を狙いにいくなど、前回王者を苦しめる展開ができたことには前を向く。

「自分たちがやってきたこと、やろうとしてきたことは存分にこの舞台でこの相手に発揮できたので後輩たちにとって凄く良い経験になったと思う。4回生はラストですけど、何か少しでも残せたらいいかなと思うので来年に繋げてほしい」

 関西学院大は6大会連続でインカレに出場中だが、森はこれまで怪我の影響などによりピッチに立つことはできなかった。最後のシーズンで10番を背負って予選ラウンドを含む全4試合に出場できたことに「すべてではないですけど、自信をもってやってきたことを出せた部分はあったのでよかった」と森。「良いチームとして団結してやってこれた」と1年を振り返りながら、「去年、今年と明治と連チャンでやらせてもらって去年負けて今年は引き分けだったので、来年は当たれば何としても勝ってほしい」と後輩にエールを送った。

(取材・文 加藤直岐)
●第73回全日本大学選手権(インカレ)特集

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