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超ロング被弾も動じなかった新潟医療福祉大、主将DF秋元琉星は準決勝出場停止も冷静「誰が出ようと勝つだけなので」

ゲキサカ / 2024年12月24日 16時39分

DF秋元琉星(4年=青森山田高/群馬内定)

[12.22 インカレ準々決勝 日本大 1-2 新潟医療福祉大 栃木市総合運動公園陸上競技場]

 新潟医療福祉大はスーパーゴールで先制を許すも動じず、逆転勝利で全日本大学サッカー選手権(インカレ)の準決勝に進出した。キャプテンのDF秋元琉星(4年=青森山田高/群馬内定)は累積警告により次戦が出場停止となったが、「信頼しているので」と冷静に決勝での復帰を見据えた。

 強風が吹き荒れた一戦は新潟医療福祉大が向かい風を受けた後半31分、相手のハーフウェーライン付近から放ったロングシュートがゴールに吸い込まれてビハインドを背負う展開となった。それでも「今年のチームは失点しても2失点目をしないのが強みなのかなと。先制点(を許すこと)は良い意味でも悪い意味でも慣れてしまっているので、0でいきたいですけど1失点までは全然大丈夫と試合前から話していた」と秋元。その言葉通り同39分から43分にかけて2ゴールを奪い、逆転で4強入りを果たした。

 現在のメンバーは2022年度のインカレ準優勝、今夏の総理大臣杯準優勝を知る世代。秋元はこうした成績について「誰も満足いっていない」と強調し、あと一歩のところで日本一の座を逃した経験がチームの原動力になったことを示す。

「(リーグ最終節からインカレ開幕まで)試合のない期間が1か月くらいあった。そこで悔しさを思い出させるではないですけど、やっぱりモチベーションの維持だったりが難しい期間もあって、そういうときは総理大臣杯の悔しさをあえて言うようにしていた」

 そうした日々を経て目標の日本一まであと2勝に迫ったが、秋元は前回王者の明治大と対戦する準決勝が出場停止となる。ただキャプテンとしてチームを見てきた秋元は「自分が出なくても多分勝つので。相手がどこだろうとやることは変わらないし、誰が出ようと勝つだけなので」と淡々とした口調。リベンジを目指す決勝の地へ進むべく、「自分も次に向けて準備するのと応援を頑張るしかない」とピッチ外からチームを支えていく姿勢だ。

(取材・文 加藤直岐)
●第73回全日本大学選手権(インカレ)特集

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