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G大阪Jrユースが5年ぶり高円宮杯Vに王手!! 10人大奮闘の前回王者鹿島に6-3圧勝、浦和との決勝へ

ゲキサカ / 2024年12月25日 15時9分

 その後は4-4-1で守る形となった鹿島に対し、G大阪が両サイドを中心に猛攻を展開。特に左サイドハーフの岡本は再三の突破で敵陣を切り裂き、圧倒的な存在感を放った。すると前半38分、中に絞った岡本が仕掛けると見せかけ、右サイドに展開するとそこから追加点。高い位置に攻め上がったDF久保流(3年=串本ジュニアFC)の折り返しを城阪が冷静に決めた。

 それでも後半はスタンドの応援団から「奇跡を起こせ」のチャントで鼓舞された鹿島が反撃に出た。三崎のゴールキックを高木が頭でそらし、背後へのボールに反応したFW礒部怜夢(1年=鹿島ジュニア)がドリブルでエリア内に仕掛けると、G大阪MF北井涼介(3年=G大阪ジュニア)のファウルを誘発。これで得たPKを高木が決め、1点を返した。

 ところがG大阪も後半10分、藤本が中盤で相手をいなし、エリア内左にスルーパスを送ると、抜け出したFW川野聖(3年=正覚寺FC)が冷静に右足で流し込んでまたもリードを広げる。さらに同19分、右サイドを駆け上がった久保の折り返しに途中出場FW加賀野統(2年=大山崎SSC)が飛び込み、5-1とした。

 しかし、ここでも気持ちを落とさないのが鹿島。後半17分、攻守に獅子奮迅の働きを見せる小笠原が中盤で立て続けにボールに絡み、高い位置からパスを出すと、これを受けた高木がペナルティエリア際から右足一閃。グラウンダーでのシュートをゴール左隅に突き刺し、またしても1点を返した。すでに高校年代の高円宮杯プレミアリーグEASTでゴールも決めている高木は数的不利から2ゴールの大活躍となった。

 だがG大阪は後半28分、途中出場のFW坂井雄真(2年=G大阪ジュニア)がカットインし、加賀野とのワンツーからエリア右に攻め入ると、右足でGKとの1対1を制して6-2。その後は鹿島が小笠原、高木が圧倒的な存在感を見せ続け、同40+5分に倉橋がまたも食い下がるゴールを決めたが、そのまま逃げ切ったG大阪が決勝進出を決めた。

(取材・文 竹内達也)
●高円宮杯第34回全日本U-15選手権特集

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